【イギリス】Receptionとは小学0年生
みなさん、こんにちは。
イギリス在住の由希子です。こちらは、1週間の秋休みが終わり、一気に寒くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか? 10月31日から冬時間が始まりました。31日の夜中2時が1時になり1時間長く寝られると期待していましたが、子供の体内時計は正確で、5:30(夏時間の6:30)に起きてしまい、冬時間に慣れるまで1週間ぐらい続きました。
今回は2回目の投稿ということで、まずはイギリスの小学校のシステムについてお話しします。
長男は2017年2月生まれの4歳で、日本では年長さんになります。今年9月から、地元の公立小学校(Primary School)に通うReception生です。
イギリスと日本の学年の違い(小学校)
年齢 | イギリス(9月- 8月) | 日本(4月- 3月) |
3-4 | Nursery | 年少 |
4-5 | Reception | 年中 |
5-6 | Year 1(義務教育開始) | 年長 |
6-7 | Year 2 | 1年生(義務教育開始) |
8-9 | Year 3 | 2年生 |
9-10 | Year 4 | 3年生 |
10-11 | Year 5 | 4年生 |
11-12 | Year 6 | 5年生 |
Receptionというのは、Year1の前の年で、小学0年生のような学年です。義務教育が始まるYear1の前に1年間準備をするという感じです。この学年は小学校と同じ敷地内になり、殆どの学生がYear1からも同じ学校に進学します。
小学校の選択には主に2つあります。
1) 私立 (independent school)
2) 公立 (state school)
a.コミュニティースクール
b.フェイススクール(イングランド国教会、カトリック、ユダヤ教、イスラム教など特定な宗教をベースとした教えを行う学校)
長男は、公立のコミュニティースクールに通っています。日本の公立小学校と同じで、学校のある地方団体が統括しています。
私立は本当に学費が高いので私たちは考えもしませんでした。私たちの家の近くにある私立の学校は、小学校低学年の年間学費がおよそ190万円。兄弟2人いるので、恐ろしい金額になりますね。
フェイススクールは教育レベルが良いと聞いていましたが、入学条件に学校の宗教信者だと優遇され、家がその学校にすごく近くない限りその宗教信者以外の入学は難しいようです。日本でもカトリックやプロテスタンの私立校などがありますが、その宗教を信じていなくても誰でも入学はできますよね。こちらでは、入学申請時に家族が通っている教会の牧師さんからの推薦状を書いてもう必要があります。フェイススクールに通わせたい為に教会に行っている知人もいるほどです。
次回の投稿では、学校の申請方法についてお伝えします。
それでは、みなさん良い1日を。
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釜津 由希子
Yukiko Kamatsu
- 居住国 : イギリス
- 居住都市 : ロンドン
- 居住年数 : 9年
- 子ども年齢 : 4歳、2歳
- 教育環境 : 現地公立小学校、私立保育園(モンテッソーリ教育校)