【イギリス】公立小学校の結果発表とウェイティングリスト
こんにちは。
息子の小学校は 12/18から1/4まで冬休みです。みなさんはどのような予定ですか?
今年も去年に続きStaycation (Stay + Vacation) で、どこにも行かず、のんびり家で過ごすホリデーになりそうです。私の務める会社も学校がお休みの期間クリスマス休暇となり、有給を取る必要がないので、助かっています。
アメリカで働いていた会社は12/25のクリスマスと1/1の元旦のみ休みだったので、イギリスの方が子供を持つ親には働きやすいのかなと感じています。
さて、今回は息子の小学校の結果発表とウェイティングリストについてお話しましょう。
第一希望の学校は、「Find and compare schools in England」のサイトで比較すると、いろいろな項目で断トツトップ。家から少し遠く、受かる確率は低いのは分かっていましたが、ダメ元で申請してみました。
第2希望には家に一番近い学校を書きました。
ちなみに、家と学校の距離は下記の通りで、そこまで変わらないのです。
第1希望校:772m (家の南側)
第2希望校:660m (家の北側)
発表当日、ドキドキしながらメールを開けてみると、結果は第2希望のXXX Primary School に決定という内容でした。
予想していた結果とは言え、残念だったのが本当の気持ちでした。僅かな希望を信じ、ウェイティングリストに入れてもらう申請を行いました。
ネットで順番を確認することができ、最初に確認した時はなんと4番。これは入る確率があるかなと期待し、毎週ネットで順番を確認すると、4番、8番、11 番と下がり続いていたのです。
「ウェイティングリストって下がるの??」と驚きました。
ウェイティングリストと聞くと、段々上に上がっていくのかと想像されやすいですが、私たちが住んでいる自治区は、リストに早く入った順ではなく、学校と家との距離が近い生徒ほど上に上がるのです。
入学する1ヶ月前には18番まで下がっていたので、諦めもつき第2希望の学校に息子は通うことになりました。
入学当初は、第1希望の学校に通わせたかったという親のエゴを感じた日々もありました。しかし、息子が楽しそうに毎日通っており、良い先生達に恵まれ、日に日に成長していく息子を見て、今の学校にとても満足しています。
4歳の子供にとって自分がどの学校が自分に合っているかを決めるのは難しいことで、その手助けをし教育環境を整えてあげることが親の役目です。しかし、教育を受けるのは子供であり、どんな環境の中でも柔軟な吸収力で目の前の学びに向き合いながら、成長していくんだと感じました。
この記事を書いたボーダレスライター に
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釜津 由希子
Yukiko Kamatsu
- 居住国 : イギリス
- 居住都市 : ロンドン
- 居住年数 : 9年
- 子ども年齢 : 4歳、2歳
- 教育環境 : 現地公立小学校、私立保育園(モンテッソーリ教育校)