【ニュージーランド】12月。一年で一番忙しくてワクワクするとき

今年も残りわずか。

12月は日本でも、師走、クリスマス、忘年会、年末の締め、冬休みの計画、などなど何かとせわしないですが、ニュージーランドでも、一年で最も忙しくて、最もワクワクするのが12月です。

やはりニュージーランドで12月といえば、クリスマスです。年間で一番の大イベントです。また半ばからは夏休みに入りますので、忙しくもありワクワクもあるひと月なのです。

ニュージーランドのクリスマスは、南半球なので、夏になります。雰囲気は全然違いますが、一番近い感覚は、日本でのお正月みたいな感じで、家族で集まる日となっています。家族がいる家庭は、メインの25日にどっちの両親の家に行くのか、という日本のお正月にありがちな話し合いが行われたり、お店も25日にはガソリンスタンド以外は閉まってしまいますので、買い物もしなきゃいけないし、料理もデザートも作らないといけないのは、お正月によく似ています。それに加え、プレゼントも買わないといけないですし、とにかくやることが沢山あるのです。

ニュージーランドでのクリスマスプレゼントは一人一つではありません。子供は親から(小さいものを含めて)2,3品もらったり、親せきや祖父母がいる場合、数はもっと多くなります。また子供から親にあげたり、大人同士であげあったりと、大人もみんなもらえるのです。イギリス人の友人の家庭は、イギリスの祖父母からわざわざ家族全員宛にクリスマスプレゼントが送られてくるほどです。親せきなどが25日に来るのであれば、その人やその子たちにもプレゼントを用意したりしますので、とにかくみんな買い物に大忙しなのです。

それらのプレゼントは、基本的にすべてツリーの下に置いておいて、25日になると開けることができます。子供は、それとは別にサンタさんから24日の夜の寝ている間にもらえることになっているので、とにかくプレゼントだけでも大変なのです。(子供に隠して準備するのも一苦労ですよね…)

それに加え、日本でおせちを用意するように、クリスマス用のお料理やデザートも用意しなくてはなりません。

クリスマスといえば七面鳥が伝統的なイメージがありますが、ニュージーランドでは何キロもする大きなハムや、チキンのローストが一般的です。

デザートはメレンゲケーキのパブロバや、ドライフルーツのたっぷり入ったクリスマスケーキ、クリスマスプディングなどが多いです。パブロバは、メレンゲケーキのベースの上にホイップクリームと、夏のクリスマスらしくフルーツを沢山のせて食べるのが一般的です。

料理が沢山あり余ることが多いので、日持ちがいいクリスマスケーキやハムなどを、夏休み中に少しずつ食べていく、という感じです。

この辺りは、おせちをお正月に何日もかけて食べるのに似ているな、と感じます。

また、12月は学校の年度末でもあります。2月頭のTerm1から学年が上がりクラス編成が変わるので、新しいクラスメイトや担任の先生が発表されるのもこの時期です。子供も親も、発表があるまでドキドキしながら待ちますし、同時に今のクラスメイトや担任の先生との授業もこれが最後です。もちろん、この時期に卒業式もあります。

それにニュージーランドでは年度末に担任の先生へ親からプレゼントをする、という習慣があり、12月はそれも考えなくてはなりません。個々であげることもありますが、今年の息子のクラスは全員で一つのものをあげよう、ということになり、アプリに全員分の連絡先を登録したり、アイデアを出し合ったり、それをまとめてプレゼントを買う人がいて、さらに色紙もみんなで送り迎えの時に書きあいましたので、それはそれは、毎日何かしらのお知らせが届く12月前半でした。

また子供は子供でクラスメイトにクリスマスカードを配ったり、先生に手紙を渡したり。学校は12月半ばで終わってしまうので、12月に入ると本当にやることが山盛りで、毎日みんな忙しいのです。(そしてみんなどこかソワソワしています!)

それに、学校が終われば夏休みです。大抵クリスマスの一週間前くらいに学校が終わることが多いのですが、この一週間はクリスマス準備でみんな大忙しで、車の交通量は増え、スーパーやショッピングモールの人込みはひどく、レジで永遠と並んだりと、本当にどこもかしこも混んでいます。

そしてクリスマスが終われば本格的に夏休みが始まります。観光のハイシーズンとも重なり、キャンプ場やいろいろな宿泊施設がほぼ埋まり、一年で一番観光地が人であふれる時期です。

こうやって、気づけばあっという間に12月が終わり、一年が終わっていく、というのがニュージーランドの12月です。

季節は夏なので、年末という感じもクリスマスという感じも、何年ニュージーランドにいても全く実感が湧かないけれど、それでもなんだかワクワクしてしまうのが、ニュージーランドの12月なのです。

最後に、息子が学校に通い始めて、無事一年目が終わりました。5月のTerm2の途中からでしたので、2Termと半分くらいでしたが、最初は泣き叫んでいた息子が楽しく通うようになったことが何よりです。サブの先生のことも初めは嫌がっていましたが、今ではその先生が教えてくれたことを誇らしげに家で話してくれたりして、成長を感じます。

また先日、息子を迎えに行ったとき、息子からその日の授業でアクティビティをして、早く終わった子から次のアクティビティへ移ったけれど、息子は一つ目が終わらず、二つ目のアクティビティの材料を持って帰りたいから先生と話したい、と言われました。二人で先生の所へ行くと、先生から、息子は一つ目のアクティビティにとっても集中してじっくり取り組んでいましたよ、とほめてもらえて、息子も誇らしげでした。そんな言葉をかけてくれる先生が来年も担任としてかかわってくださるようで、私もとてもうれしく思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

来年も、皆様にとっても、私たちにとっても、良い一年になりますように。

水野 宏美

Hiromi Mizuno

  • 居住国 : ニュージーランド
  • 居住都市 : クライストチャーチ
  • 居住年数 : 15年
  • 子ども年齢 : 6歳
  • 教育環境 : 現地公立小学校

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