【アメリカ/ボストン】娘っ子の性格
私たちが住む街も長い夏休みが終わり、新学期が始まりました!
日本に里帰りできない、去年に引き続きいつもとは違う夏休みでしたが、サッカーキャンプに行ったり、日本語の夏期講習に通わせたり、小旅行をしたりとなかなか充実した時間を過ごせました。
10歳になるともういつも相手をしなくてもいいので「はい、いまは自由時間!」といえばひとり本を読んだり、絵を描いたりしてくれて私も随分と楽になってきました。
さて、リモートの長かった娘にとって新学期が始まるというのは、大きな変化でした(親にとっても)。約1年半ぶりの登校です。お弁当箱も水筒も新調して初日に臨み、久しぶりの環境にクッタクタで帰ってくると思いきや大喜びで帰ってきました!
学校に通える幸せ、お友達に会える嬉しさは何物にも代え難いなあ、と見ていてホッコリでした。
ここで娘っ子について紹介すると、10歳になったばかりの一人っ子の彼女は集団の中にいてもひとりで遊ぶことが全く平気なタイプです。幼稚園の先生からずっと言われ続けてきた、”ひとりで遊ぶのが好きな子”です。
どうやら休み時間は大抵校庭でひとりで遊んでいるそうです。
側から見ると一見寂しそうですが本人はなーんにも寂しくはなく、むしろ頭の中は空想遊びに夢中で寂しいどころか、とても忙しくしているのです。
ここは彼女の強さであり、才能だなと親バカながら誇りに思っている部分です。
なぜなら私はその真逆だからです。すぐに人恋しくなってしまうタイプでグループの中にいないと不安になる性格です。(今も)
これってやっぱり私が日本の集団生活の中で育ったからなのかなーっ???と、ふと考えることがあります。
これは彼女の持って生まれた性格なのか、一人っ子で育ってきた家庭環境のせいなのか、アメリカという個人を尊重する文化のお陰なのか、ある意味他人に寄り添わなくても生きていける、ひとりの時間を楽しめるということは人として最終的に必要な武器だということを娘が私に教えてくれた気がします。
こんなひとり時間が好きな娘が思春期になったら一体どうなるのだろうと、親の心配は尽きませんが、母娘のコミュニケーションを今後も大事にしながら彼女の成長をゆっくりと見守っていきたいと思っています。
この記事を書いたボーダレスライター に
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りつな
Ritsuna
- 居住国 : アメリカ
- 居住都市 : ボストン
- 居住年数 : 13年
- 子ども年齢 : 9歳
- 教育環境 : 現地公立小学校