【アメリカ】同じ時間、同じ風を感じること〜野球サマーキャンプ〜

みなさんお久しぶりです。

前回記事投稿からしばらく間が空いてしまいましたが、今回はアメリカのサマーキャンプ第二弾ということで、今年の夏休みに7歳の長男が参加した、野球のサマーキャンプについてを思い出して書かせていただこうと思います。

アメリカのサマーキャンプについては、過去の記事「アメリカのサマーキャンプ」をご覧ください。

絶賛コロナ禍の夏休み、アメリカでもどんどん感染者数は増え続けていました。
例年であれば、地域の様々なところでサマーキャンプが開催され、子どもたちの元気な声が飛び交うのですが、今年は対面でのサマーキャンプを開催していたところはごく僅かでした。

そんな中、野球のサマーキャンプをたまたまWEBサイトで見つけ、最近野球に興味を持ち始めていた本人の強い希望もあり、思い切って参加することにしたのです。

開催場所はチームの本拠地である野球場、バッティング練習に使用する機械や設備などもプロ野球選手が使用しているもの、そして何より、アメリカのマイナーリーグに所属しているプロ野球チームの選手とコーチによるコーチングが受けられるという、野球好きにはなんとも魅力的なプログラム!

期間は3日間で、時間は毎日朝9時から午後1時半まで、そしてランチとお土産付きで175ドルでした。相場からすると少し高めなのですが、本人が満足していたので良し(笑)

年齢ごとにグループ分けされ、キャッチボールやピッチング練習などを、ローテーションしながら行っていました。

親は、観覧したければ観客席から自由に見ることが出来ました。
4ヶ月ぶりに同年代のお友達と関わる息子が色々と心配で、初日はつい長時間見学してしまった私、情けない(笑)
でも、コーチも子どもたちも、和やかな雰囲気でのびのびと体を動かしているのが印象的でした。

広い!まず、このグラウンドを見て親子で感激。

某有名チェーン店のハンバーガー、ピザ、サンドウィッチが日替わりで配られました。もちろん、ポテチ付きです(笑)
運動したのにー…!いつまで経っても、アメリカの食文化には衝撃を受けます。

息子は、毎日ランチ後に行われるこのミニ試合が一番の楽しみだったようです。

気になる感染対策ですが、
・参加者の数を例年よりも減らす
・ボールなどの備品は毎日消毒する
・ランチはパッケージングされたものをスタッフが配る
・球場の入り口を分ける
・バットとグローブは持参する
など、出来る限りの対策は取ってくれていました。

子どもたちが待機する席も、一席空けて座るよう指示され、中でも、ランチ前の手の消毒を、ちゃんと一人一人行っているかどうか、スタッフが厳しくチェックしてくれているのには驚きました。
どのメニューも、箸で食べる日本の「弁当」とは違って、素手で持って食べるものばかりなので(笑)

さて、ロックダウンが始まった3月以降、家に引きこもっていた長男にとって、半日だけでも親元を離れて過ごすことは、とても勇気のいることでしたが、同世代の男の子たちと共に汗を流し、ミニ試合では一喜一憂し、同じ時間、同じ風を感じることが、どれほど刺激になったことか!
お迎えに行った時の息子の表情は、毎日生き生きとしていました。

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