【シンガポール】異文化の中で

息子のクラスには、さまざまな国籍のクラスメイトがいます。

term1の授業では前回もお伝えしたように、who we are について学んでいますが、各国の違いについても多く学んだようです。

自分の国の国旗を書いて自分が生まれた国の説明をしたり、自分の似顔絵を描いて、ほかのクラスメイトとどのような違いがあるかを学んでいました。

私の中では、見た目について話すことは小さいときからタブーのような話題であったので、ここまではっきりと先生が指導していることに驚きました。

しかし、先生からのコメントには、人はそれぞれのルーツが異なっていて、それぞれの個性を尊重することが大切で、それを理解することも他人をよく知ることの一つだと書かれていました。

例え国籍が同じでも、一人として同じ人はいない。
知識としてそれを教えられるのではなく、小さいときから身をもってそのことを学ぶことができる環境であることを、とてもありがたく思います。

そして大切なことは、みんなそれぞれ違った個性を持っているけれど、同じクラスの一員として良い関係性を築いていかなくてはならない、ということが書かれていました。

レポートの最後はこのような文章で締めくくられていました。
子どもたちはterm1の授業を通してこのようなことを学びました。

“Be nice to everybody in the world
and have a healthy relationship
with everyone that we know.”

多種多様な文化が入り交ざる中で、息子が学校生活を送ることに
少し不安はありましたが、先生がこのように教育してくれることにとても共感し、私も多くの人と関わっていく中で大切にしなければならないことだと感じました。

そして息子が大人になって、社会に出てもっと多くの人と出会うときに、この言葉が心に残っていたらいいなと思います。

and more...