【オランダ】ハロウィンイベントは平日開催で
先日、ハロウィンイベントがありました。
「何を着て行くの?」と聞けば、娘は「プリンセス!!」と言い張ってきました。
当日もお友だちに頂いた可愛いドレスを着て近所の商店街へとtrickortreatingに出かけたのでした。
日本のLINEニュースやその他のNEWSサイトでは渋谷のハロウィンが話題になっていましたが…
そもそもハロウィンとは子どもたちのイベントであって、良い歳の大人が仮装してひたすら練り歩くというような風潮はこちらにありません。そこそこの年齢に達してお菓子を貰いに行こうものなら「あんた何歳よ。爆」という雰囲気にもなりかねません。
私が思うに、大人で仮装をした人たちはバーに出かけたり、クラブに行ったり…と「大人の場所」でハロウィンを楽しんでいるのだと思います。ハロウィンの仮装でひたすら街を歩いてみたり…というようなことはほとんどないかと。
さて、こちらオランダではもちろんハロウィン当日である10/31(木)にイベントがあり、前の週末である10/26(土)・10/27(日)にもイベントがありました。
驚いたのは17時開始でもそこそこの人たちがいたこと。
私の心の中はひたすら、「みんないつ仕事してるん」(おそらく、移住してからすでに50回目くらい心の中で呟いた)という言葉が繰り返されていました。
ちなみに学校にもよると思いますが、娘の学校では学校独自のハロウィンイベントは開催されませんでした。ただ、お友達に聞くと、学校でイベント的なことをやっているところがあるようです。
学校の飾り付けなどはそこそこあったものの、娘にとって10/31(木)は普通の授業日でした。
ただ、娘も含め”ちょっとハロウィンっぽい服装”で登校する子どもたちはいたりしました。
私たちが住む地域にある商店街はハーグの中でも”観光スポット”としてオフィシャルなウェブサイトに掲載されているくらいの商店街です。
今回は娘の小学校のママに誘ってもらい、娘たちを連れてtrickortreatingへと出掛けることにしました。
17時に商店街付近にあるcollegeを出発点としてみんなでお菓子を貰いに巡る予定がFacebook上に掲載されていたのですが、私たちはそれには参加せず自分たちで巡ることに。本屋さんの前で待ち合わせて、商店街にあるお店を巡りました。
商店街にある店舗には、まだ営業中のところもあれば、早めにお店を閉めてお菓子を貰いにくる子どもたちのためにわざわざデコレーションをして開けてくれているお店も。
そんなお店を見て、営業利益ばかりを追求せず、子どもたちのためにその時間を割いてくれる心意気に感謝しました。
その中で子どもたちの衣装を見ていると”きれいめプリンセス”を着ているのはうちの娘たちだけ…という感じ。だいたいみんな”spooky”な、いわゆる”ちょっときみの悪い”格好をしてお菓子を貰いに行っていました。プリンセスであったとしても、顔面から血が出ているとか、骸骨とか、ドラキュラとか、そういう感じです。
そして、配られるお菓子は…これもオランダらしく、ラッピングされていないものもたくさん。笑
剥き出しのまま手渡しでもらうお菓子は、砂糖がゴリゴリに付着したグミ、ソフトキャンディ…もちろん包装付きのものもありましたが。
それらを手渡しでもらったり、バケツに手を突っ込んで取ってきたり。とにかく子どもたちは楽しそうでした。
もちろん無料のハロウィンイベントですが、商店街の傍らには、エアーで膨らまされた屋外遊具や、お化け屋敷?的な施設も置かれていたりして、大賑わい。
「これ、無料なの?」という感じのイベントとなっていました。そして、娘はお友だちとお揃いのフェイスペイントまでしてもらいました。
印象としては「お金かけられてますねぇ」という感じ。これは税金から?協賛金から?疑問は残ります。
とにかく、子どもたちがとても楽しそうだったハロウィン。平日に開催ということで、もちろん翌日は学校な訳ですが。
「昨日はtrickortreating行ったの?」明日はきっと先生からそんな質問も飛んでくるのでしょう。