【シンガポール】より良い学校選び
先日同じコンドミニアムに住んでいる韓国の友達と話をしているときに、
「子どもたちの学校には満足している?」
と聞かれて咄嗟に答えに困りました。
その友達は10歳の子どもがいて、私の子どもとは別のインターナショナルスクールに通っていますが、今よりももう少し教育に力を入れている学校に転校することに決めたそうです。
私は、子どもたちは今の学校の生活を楽しんでいるし、英語も理解できるようになってきたし、その点では満足していますが、教育内容についてほかの学校と比べてここが足りないと考えたり、もっとここを伸ばしてほしいと考えることはありませんでした。
シンガポールでは転勤などの都合ではなく、子どもの教育を考えたうえで転校することがとても多いと感じます。私の友達も年末に3人転校しました。
転勤などで途中入学や退学が多いので、学校側も転校生の受け入れがしやすいということもあると思いますが、日本と比べても多いのではないかと思います。
転校することは、子どもにとっても大人にとっても労力を使うことだと思うので、転勤で短い間だけ滞在すると決まっている人にとっては、初めの学校選びが肝心になってくると思いますが、シンガポールに長く住む人にとっては労力を使って転校しても、よりよい学校で学習するということが大切だと考えているように感じます。
入学したとしても教育方針に疑問があれば転校してしまうということを考えれば、学校側もより良い教育を与えようと思うのではないかと思います。
これがシンガポールの教育水準が高い一因にもなっているのかなと思います。
多くの学校があり多くの選択肢があるからこそ、まだ子どもが小さいうちは親がきちんと選択することも大切であり、そして入学してもなお、何が子どもにとって良い教育なのかを考え続けることが必要だと感じました。
この記事を書いたボーダレスライター に
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倉橋 彩子
Ayako Kurahashi
- 居住国:シンガポール
- 居住都市:ノベナ
- 居住年数:2ヶ月
- 子ども年齢:7歳、5歳
- 教育環境:インターナショナルスクール