【シンガポール】自分だけの成績表
冬休みが明けて一週間。
学校から前期の成績表が送られてきました。
メールで個人宛に送られ、成績表が添付されています。
成績表は11枚にも及んでいました。内訳はこのようになっています。
1-3枚目
教育方針と成績のつけ方について(全員共通)
4-5枚目
UOIについて学んだこととその目的。その時の子どもの様子
(UOIとはUnit of Inquiry の訳です。これについては後日また記事にします)
こちらは文章でそれを学んだ時の子どもの様子がコメントされています。
6-10枚目
数学やアートなど科目ごとの成績。
こちらは以下の4段階で評価されています
BD = Beginning to Develop, DA = Developing Appropriately, DS = Developing Strongly, NA = Not Applicable
そのあとに先生からのコメントとこれからの目標がかかれています。
11枚目
EAL(English as an Additional Language)の成績
こちらも4段階評価で表示されていました。
枚数の多さにも驚きましたが、一番びっくりしたのは各科目の成績項目についてです。
例えば、writingであれば息子の場合、
・大文字が書ける
・小文字が書ける
・単語と単語の間をあけて文を書ける
などとても細かく設定されています。
同じwritingの科目でも、長女の場合は、
・読みやすい字を書ける
・テーマごとに段落を変えられる
など学年によっても項目が変わっています。
この成績表を見ると、自分の子どもがどの程度まで理解できているのかがよくわかります。
息子の場合は、耳で聴きとることは少しづつできるようになってきているけれど、その単語を書くのはまだ苦手だなといったようにです。
そして先生が設定したこれからの目標も、その子ごとにだいぶ細かく設定されていました。
息子は自分のしたいことを英語で説明できるようになる、3Dの形を理解する。
といった目標が4個掲げられていました。
その目標がTeacher’s goals for 〇〇(生徒の名前)と書かれていたのも印象的です。
英語の表現の違いなのかもしれないのですが、私は子どもだけの目標ではなく、先生のゴールとして一緒に取り組んでいってくれるように感じ、また後期にここから成長した成績表を見るのが楽しみになりました。
この記事を書いたボーダレスライター に
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倉橋 彩子
Ayako Kurahashi
- 居住国:シンガポール
- 居住都市:ノベナ
- 居住年数:2ヶ月
- 子ども年齢:7歳、5歳
- 教育環境:インターナショナルスクール