【ニュージーランド】小学校一大イベント!〈前編〉

つい先日、息子の通う小学校でPTAの主催する今年最大の募金イベントがありました。

PTAからのレターには、
〈今回このイベントで集められたお金は、私たちの学校のプールに必要な日陰帆を購入するために使われます。ですから、お金は全て役に立ちます!!!〉
と書かれていました。

今年のこのイベントは、大きく午前と午後に分けて2つの内容でした。

•チーム対抗のカーレース(車を作って燃料となるのは子ども達の足。そして競走。)
•アクティビティが盛りだくさんのお祭り(その名もCARnival!! )

子どもたちは段ボール等で手作りの車を制作し、カーレースとして走ります。
さらに、縦割りグループでレーシングチームに割り当てられます。

そして各家庭でその家族や友人からのスポンサーを集め、優勝チームのドライバーをスポンサーした人は抽選で賞品を獲得します。とのこと。

ニュージーランドの小学校のことをまだよく知らない私達は、すぐにこのイベントの家庭での取組み方がわからず、
へぇー学校でみんなで車を作って走るんだ〜。ぐらいに思い呑気に過ごしていました。

しかし徐々にその日が近づくにつれて、学校やPTAからのレターにこんな記載が..

*車作りは進んでいますか?いつでも私達に相談してください。
*手作りのマフィンやカップケーキなどを求めています。当日の朝ホールに持ってきてもらえたら助かります。
*地域の〇〇は私達の小学校のスポンサーです。今回このイベントに賞品を提供してくれます。
*このイベントのMCをあのTV番組のスポーツ解説をしている〇〇が務めてくれることになりました。彼は私達の学校のために時間とスキルを寄付してくれます!

ん…なに!!かなり気合の入った大イベントではないか!

車は各家庭で作るのか?
当日朝なにか作って持って行かなくては..
私達もスポンサーを集めるのね。

などと、次々にことの重大さに気づいていくこととなりました。

それからはもう大急ぎ。
準備に取りかかりました。

スポンサーを集める用紙(出す出さない、人数は自由です。)
仕事後の主人にお願いし家族での共同作業で出来上がった息子の車。
ニュージーランドのベイキング文化はよく知らないながらも準備したケーキ。

当日の様子は、後編で書きたいと思います!

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