【シンガポール】学校イヤイヤ期
順調にスタートした娘と息子の二人の学校生活。
しかし、それは突然でした。
学校が始まって4日目の金曜日の昼過ぎにかかってきた一本の電話。
それは息子の学校の担任の先生からで
「何も心配することないんだけど、あなたの子がママの声を聴きたがってるのよ。」
聞こえてきたのは、息子のすすり泣く声。
そのあと、先生に変わり、「何も心配することないわよ!」と電話は切れました。心配することないと言われても。。。
その後先生から、「あなたの声を聴いたら落ち着いたみたい」とメールが来ました。
帰宅した息子は、寂しくなっちゃったんだよね。と恥ずかしそうに言うものの至って元気。
今日は金曜日だったので疲れが出たのかなと私もそこまで気にしていませんでした。
しかし、月曜日の朝起きた途端泣きだし、今日は学校に行くのをやめたと宣言。
騙し騙し、朝ご飯を食べさせて、制服に着替えさせ、スクールバスのバス停まで行きましたが、いざバスが来ると全力で拒否。
さすがにバスを待たせることはできないので、不安そうな娘をバスに乗せたまま
息子はその日一日休むことにしました。
家に帰宅して、先生に休みの連絡を入れます。
しばらく落ち込んでいる息子と、「一日休むことで明日からこれが癖になってしまったらどうしよう」と不安な私は、しばしば沈黙の時間を過ごしていました。
その時に先生からメールの返信があり、「明日は息子の好きなおもちゃやお菓子をもって学校に来てね。私たちは全力でサポートします。そしてくれぐれも今日はポジティブに過ごしてください。」と書いてありました。
そのメールを見て、今日は明日からの準備のために必要な休みだと変換することができました。
二人で明日が楽しみになるように持っていくおもちゃやお菓子を決めたり、お弁当の中身も考えました。
そこで気持ちに変化が現れたのか、「ママと離れたくないから学校に行きたくない!!」という理由から「学校の時間が長すぎるから行きたくない」と言う理由に変わっていきました。
次の日も同じ理由で学校に行くのを拒んだため、旦那と息子と話し合い、昼食後に早めに迎えに行く約束をしました。
そこからしばらくは、学校に着くと先生が状況をメールで伝えてくれ、お昼ご飯を食べ終わった後13時に迎えに行くことが続きました。
迎えに行くと拍子抜けするくらいケロっとしている息子。
こちらはバスにを乗り継いで毎日迎えに行っているので、少し不満が募ります。
でもこうやって迎えに来てくれるという安心感で朝学校に行けるのかもしれないと焦らず付き合うことにしました。
一週間経ち、学校で、泣かないで過ごす時間が増えてきたことや、少し話せるお友達ができたということを先生に聞いたので、もし、明日は途中お迎えなしで行けそうならそうして欲しいと先生にお願いしました。
そうはいっても朝から泣いていたので、今日もお迎えだろうなと思い、お昼を食べながら先生からのメールをチェックしてスタンバイしていましたが、どんなに待ってもメールが来ません。
とうとうお迎えの時間になり、その日も迎えに行く約束をしていたので、息子から何か言われるか身構えていましたが、バスから降りてきた息子は今日は最後まで行けた!ととても得意げです。
一緒に帰ってきた娘も嬉しそうです。
次の日の朝、相変わらず学校に行きたくないと泣いていました。
でも、その理由が、
「昨日が楽しかったから、今日はそれより楽しくないから行きたくない!!」
なかなかポジティブになってきました。笑
まだ不安定ですが、私も余裕をもって接して少しづつ慣れていけばいいなと思います。