【カンボジア】アンスクーリングという選択

カンボジアは、新型コロナで休校に追い込まれたスクールも、大きなインターナショナルスクールから、少しずつ再開してきています。

新型コロナの影響で、結局はこの一年の約半年、子どもたちは自宅学習でした。
学費は一年分の一括払いだったので、学校が休みになってもオンラインやホームワークで対応してくれていて、自宅で学習してもしなくても、学費の返済はありません。

6歳の長男のクラスは、担任の先生もお友達もいなくなり、1人・・・。
オンラインクラスは、一つ下のクラスに混ざっていましたが、途中で楽しくないといってやめました。

幼稚園児の自宅学習になると、ホームワーク(計算・アルファベット読み書き・クラフトなど)オンライン授業と先生たち手作りのYouTubeを見るなど、全て親の私がつきっきりで、子どもたちのやる気を出したり、スケジュール合わせたりしなければならず、私は、本当に疲れ果てました。

そして、私はある決意をしました。
『子どもを学校に通わせないアンスクーリングをする』

カンボジアのインターナショナルスクールは、8月から新学期が始まります。
6歳の長男の新しいスクールを探していたのですが、決まらなかったんです。

《 我が家の希望するスクールの条件 》
○オンラインではなく登校できる
○学費は年間60万円くらいが希望(カンボジアのインターナショナルは年間60円~200万円)
○詰め込み勉強より、音楽や美術、スポーツが多い
○子どもの好きを見つけてくれる

この条件を満たすスクールは、今の現状ではありませんでした。
そもそも、登校ができない。
※登校は、学費がお高いスクールのみ国から許可がでています。

カンボジアの教育に対する政策が遅く、教育の重要度が高くない雰囲気を感じていたので、また新型コロナ感染者数が増えたら、学校はすぐに閉鎖する予感もしています。(あくまでも、私の予感です)

もし、お金が余るほどあるのであれば、登校できるお高いスクールに、とりあえず入学させるということはできますが、我が家も飲食店の自営業を始めたばかりで、お店の運営費に使いたいので、お金に余裕はない!とりあえずという選択はできない。

6歳の息子は、何のために勉強するのか?ということはわかっていない。
遊びやコミュニケーションの中で学んいる時期なので、もしかして、スクールに行かなくてもいいのではないか?とふと思いつきました。
コレは、もしかして新たな教育を知るチャンスなのかもしれない!!!

カンボジアで、アンスクリーングをしている日本人親子に出会いました。
不登校ではなく、学校に行かないという選択をしているのです。
生活の中から、子どもが主体的に学び、極めたいから勉強したいというものを見つけたときに、専門家に頼る、という私には新しい考え!

私は、詰め込み学習より、『やりたい!知りたい!深めたい!』という学びに興味があります。
私自身、専門学校卒業して社会人になってから、心の勉強がしたいと想いが湧き出てきて、心理学の大学に行きました。実は、その時が一番楽しい学びの時間だったという経験があります。

日本にいたら、学校に行かない=不登校というイメージがあったので、学校に行かせない!という選択はできなかったと思います。そもそも、公立学校は無料なので、当たり前のように行かせていたと思います。

せっかく、海外で子育てしているのだから、いろいろチャレンジしてみたいという、私の好奇心!
まだ、詰め込む勉強が必要のない低学年のうちに、子どもには私の好奇心に付き合ってもらうと思っています!

私が、行かせたいと思ったり、行かせたい学校があったり、お金が余ったり、子どもが学校に行きたいと言ったら、その時はスクールに通わせます。
選択が自由なのも、海外生活の良いところ!
リアルなアンスクーリングの経過報告もしていきますね~。

写真は、公園でランチ。
朝から、自分たちの好きなタイミングで行動ができることに、豊かさを感じる母です。
会社員時代は、バタバタで豊かさを感じることすら忘れていたので、今最高です!

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