【カンボジア】バイリンガル教育を自宅学習“共育”で?!
自宅学習の時間が増えて、親の負担も増えたように感じますが、どうでしょうか?
カンボジアで通う息子のインターナショナルスクールは、9月から新学期スタートなので、我が家の長男6歳は、まだ幼稚園児。算数や英単語の勉強は、幼稚園での遊びの一貫でしかしたことがありません。
息子と同じ幼稚園に通っていた日本人のお子さんは、3月に卒園して4月から現地にある日本人学校に進学しています。現在はコロナの影響でオンライン授業だそうです。
息子をバイリンガルに育てたいというのが母親である私の希望なので、日本で行われている小学校の勉強も、4月から同時にスタートしました。
二カ国語を使って世界観を広げてほしいので、バイリンガルに育てたいと思っています。
また、教育面では、日本の算数や国語などの公教育から学ぶ学習と、インターナショナルスクールや海外の生活から、やりたい事を極めるという学習をさせたいと思っています。
しかし、6歳の子どもにやる気スイッチはない!と言い切れるほど、自宅で勉強させるのは大変です。
我が家流ですが、バイリンガルの自宅学習【共育】をご紹介します。
○カンボジアでの日本の公教育の受け方
日本人学校ではなく、インターナショナルスクールに進学する子は、日本の学校で使っている教科書を日本大使館で受け取ることができます。
教科書があれば自宅学習ができるかと思っていましたが、先輩ママ達からも、「日本の勉強を親が教えるのは難しい」と言われていたので、プロにお任せすることにしました。
日本人学校の補習校(週一回通学)に通わせる方法もありますが、私は、日本で学校教師を退職して移住して来た方とご縁があり、家庭教師に来てもらっています。
○自宅学習の工夫【共育】
家庭教師の先生からは、日本の学校と同じように宿題も出ます。
6歳の長男にとって宿題は初めて!幼稚園での遊びの中でやる課題とは違い、宿題は「めんどくさいから、やりたくないっ!」と言われます。
さて!どうやって宿題をさせるか!どうやって勉強させるか!
家庭教師の先生にも相談しました、日本の進学塾(親のための塾とも呼ばれている家庭学習を教えてくれる塾)のオンライン講座も受けました。
結果!家庭学習を習慣化させる具体的な方法としてやっていること。
・自宅での学習習慣がつくまでは、そばについて一緒にやる
・5分、6分、7分…と少しずつ集中させる時間を伸ばす
・集中してできたら、一緒に喜ぶ(ハイタッチ、ハグ)
・本の読み聞かせや遊びの中で、習った文字や単語、知識を活用する
・子ども自身の興味あることから学びを楽しませる
長男は、YouTubeを見る・ゲームをする・絵本の読み聞かせが好きなので、それらを活用して学びを!
「今日見たYouTubeで何か新しいこと知れた?」
「今日の幼稚園のオンラインで、先生は何を言ってた?」
「マイクラで何を作ったか教えて?」
(マイクラとは、マインクラフトという自由にブロックで建築物を造るゲーム)「この絵本に小さい”つ”が出てくるから、どうやって読むか聞いててね」
「(読み聞かせのとき)わからないカタカナが出て来たら止めて」
「YouTubeの検索は自分でやってね」
「トゥクトゥクは日本語で何て数えるか知ってる?英語は?」
ストーリを説明させたり、クイズや謎解きにしたりしています。
読み聞かせのときは、3歳の次男も参加してくるので一石二鳥です。
宿題をやるモチベーションとして、やった時間を計って、その分大好きなiPadで遊べるようにしています。
子どもが宿題や学校で学んだことが、生活の中や好きなことで活用できている【共育】は、日本にいても海外にいても、親との関わりの中にあるものだなと、子どもと勉強することで気づきました。
バイリンガルではない母親が、我が子を海外でバイリンガルに育てるという道のりを、このブログを通じて追ってご報告していきたいと思います。