【オランダ】学校行事に必要な人員は保護者から集めると解決する

学期が始まった当初、娘のクラスの前に”ボランティアを募る紙”が貼られていました。
オランダ語で書かれていたので、写真を撮って家で翻訳したのですが、どうやら、
・長期休暇開けなどに学校で子どもたちのシラミ点検をしてくれる保護者
・細々とした保護者への連絡係を担ってくれる保護者
・クラスイベントなどで必要なボランティアを集めてくれる保護者

というようなことでした。

比較的時間に余裕がある私は、シラミ点検係を受け持つことに。
(っていうか、シラミ点検なんてあるのね、この時代に…)

そして驚いたのは、これらの仕事は保護者がするということ。笑
特に、ボランティアを募る役割は教師じゃなくて?!という感じでした。
アウトソーシング感ハンパない!
でもそれで良いんです。先生は学校のことに集中してください。

…とにかく、新学期当初にこれらの役割が決まり、あらゆる連絡係が始まったのです。
先日、ボランティア募集をかけるママから連絡がきて、
「これから先、こんなイベントがあって、こんなボランティアが必要になります!」
というようなリストがWhatsAppにPDFで送られてきました。
(そもそも保護者全員がまだグループに入ってないけど良いんかい。と気になる私。爆)

それをみると、来年の7月…つまり次の学年に上がるまでに、延べ約45人の保護者ボランティアが必要なようです。笑
(いや、それならなおさら保護者全員このグループに入れようや!と思う私。←)

一体何にそんなにボランティアがいるんかい…と詳細を見てみると、
・児童書週間に子どもたちに本を読んでくれる人
・秋の遠足の引率(車も出せる人)
・クリスマスディナー(保護者だけ?)
・美術館や博物館への引率×4回
・文化祭的な行事?
・イースターイベント
・春の遠足(車も出せる人)
・運動会
・課外授業
・牧場見学
・夏の飲み会?笑(保護者だけ?)
・大掃除
上手に翻訳できていないものもありますが、ざっとこんな感じです。
時間帯が”夜”となっているものもあるので、完全に保護者飲み会?笑

とにかく、遠慮なくボランティアを募り、
「みんなどんどんお手伝いよろしくー!」という感じ。
時間帯も平日のお昼や朝だったりするので、みんなそれぞれ何とか都合をつけて来るようにするのでしょう。

私は今、比較的時間に余裕がある人間なので、色々引き受けてみようと思います。
そうした中できっと保護者同士の交流が生まれるし、子どものために親が一緒になって何かをするっていうのはとても楽しいものです。

教師がこういったものをオーガナイズするのではなく、PTAという括りでもなく、やれる人が「やりまーす」という感じでやるのが緩くて良い。
そこには完璧も求められないし、そもそもオランダ人は(ほとんど)完璧を求めないので、ボランティアを募る側も、志願する側もストレス少なくやっていけるのだと思います。

ストレスが多く「ちゃんとやらないと!」というプレッシャーがあると、気軽に参加する人の人数も減ってしまうかもしれないので、これくらいゆるーくやる方が誰でも「やってみようかな」と思えて良いのかもしれません。

とにかく、ゆるーく、たのしーく、完璧をもとめーず。
で、学校ボランテイアやっていこうと思うのでした。

and more...