【タイ】キーパーソンの見つけ方 -後編-

前編はこちらから

キーパーソンを見つけるための具体的な行動3点

私がこれまでの経験から得た、インターナショナルスクールでのキーパーソンの見つけ方の提案をしたいと思います。

キーパーソンの重要性は前編に書いた通りですが、それ以外にも例えば、学校に対する多角的な意見を聞ける、学校での子どもの様子を教えてくれる、先生の評判を教えてくれる、現地生活で困ったことがあった時に尋ねられる、現地の旅行先などお勧めを聞ける、そして何より現地に家族ぐるみの友達ができることが魅力です。

1. 自分から率先して保護者に話しかける!

インターナショナルスクールに我が子を入れると決めたからには、親の努力は必須。
例え語学が苦手でも、自分から挨拶をしたり、自己紹介をしたりしましょう。
我が子によく関わってくれる子の親には必ず挨拶、お礼、連絡先の交換までできたら最高。
親も仲良くしたいと思っていることをアピールしましょう。

2. 親として学校の行事を楽しむ!

インターナショナルスクールには親も楽しめる行事がたくさん。
子どもにとって学校が快適な場所になって欲しいと願うなら、親も積極的に保護者の輪に関わる姿を見せましょう。
自分の親が行事で端っこに居るのか、または堂々と他の保護者と関わりながら居るのか、子どもは実はよく見ています。周りのお友達も見ていますよ。

3. 学校にはなるべく足を運ぶ!

タイの場合はスクールバスがあり、日本人の生徒はバス通学の子も多いです。正直、親が学校に出向くのは、早朝のミーティングだったり渋滞だったりで大変なのですが、学校に頻繁に顔を出すと〇〇のママ、と先生、学校スタッフ、子どものお友達、お友達のママなどから認知されやすいです。
偶然通りかかった先生ともお話ができたりして、学校での様子や苦戦していること、頑張っていることなどを教えてくれます。
学校に関わろうとする姿勢を見せると、例えタイ語や英語が苦手でも周りの方々は親切にしてくれます。
私もタイ語はほとんど話せず、ママたちも全員英語が流暢というわけではないので、お互い拙いタイ語と英語を混ぜながら話をしています。

勇気を出して主体的に動く大切さ

そんなことをしているうちに、大体の人間関係が把握できるようになります。そうしたら、優しそうなママ、子どもと仲良くしてくれる子のママ、自分たちに興味を持ってくれるママ、情報を持っているママなどに、思い切ってアタック!です。

「今度play dateしようよ」「一緒にhang outしようよ」「コーヒー飲みに行こうよ」と勇気を出して声をかけてみてください。
きっと受け取ってもらえると思います。

大事なのは、主体的に動くこと、恥ずかしがらずに勇気を出して声かけること
最初はドキドキするけど、慣れてくれば大丈夫!新しいコミュニティーに温かく迎え入れてもらえ、きっと素敵な出会いになるはず!

その後、息子にもキーパーソンができたようでした。その子から流行りのゲームや音楽、You Tube、友達のこと、先生のこと、いろんなことを教えてもらってきているようです。

「最初は友達ができなかったけど、でも毎日少しずつ話しかけて、だんだんぼくのことをわかってくれたんだと思う」と、息子の涙ぐましい努力の結果、今では親友と呼べるようになり、喧嘩したり仲直りしたりして、その子と友情を育んでいるようです。キャンプに声をかけたお友達ももちろん親友の一人となっています。

この記事を書いたボーダレスライター に
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fumi

fumi

  • 居住国 : タイ
  • 居住都市 : バンコク
  • 居住年数 : 10年
  • 子ども年齢 : 10歳、4歳
  • 教育環境 : インターナショナルスクール

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