【日本】学業とは別に身につけておきたいもの〜礼儀作法をも身につけられる学びの場とは〜
次女の通っている学校では、学ぶことについて学校の授業だけではなく、時間外に行われる習い事についても力を入れられていて、熱心に指導してくださる先生方々がいらっしゃいます。
娘はそろばん教室を選び、珠算&暗算を中心にをやっています。(理系女子で数字が好きです)
年齢関係なく自分のペースで進めていくので、授業とはまた違った学び方で彼女には合っていたのではないかと思います。
定期的に、検定試験があって順位が発表されることもモチベーションに繋がっています。
ある程度の競争心を持つというのは必要なことで、子供のうちに慣れておくということは、これからも必要だと感じています。
また、ライバルであり、戦友でもありの子供達の関係も見ていて微笑ましいです^^
習い事のイメージといえば・・・
1.あいさつをしっかり
2.姿勢を正しく
3.言葉遣いを丁寧に
子供の頃、こればかり言われていたような気がします(汗)
今思えば、学業と同様に大切な事(人としての行いや物事に取り組む姿勢etc)で、大人になるまでに身につけておきたいことを学ばせたかったのではないかと理解しています。
当時のその場の雰囲気は、相手に対する敬意が払われて程よい緊張感があったことを覚えています。居心地は良かったです。
今、彼女が通っているそろばん教室も同じです。生徒たちは各々静かに黙々と取り組んでいて集中していて、あっという間に終わると言っています。
そして、何度も繰り返すので、学力も上がるのはもちろんですが、集中力や辛抱強さも身につけて帰ってきます。その上、家庭だけでは行き届かない礼儀作法の部分も見てくださるので有り難い限りです。
また、親でもなく教師でもない、習い事の先生というポジションは、彼女にとって程よくリラックスして取り組める楽しみな時間になっているように感じます。
何かに特化した目的がある教育とは別に、長い目で見る教育という意味でも習って良かったです。
日常を豊かにする方法を知っておく
一般的にも、感性や身体に親しんだ華道や書道、剣道や柔道など古くから続いている習い事もあるので、それぞれに合ったものもあるかと思います。
教養を身につけるためとも言われていますが、ただシンプルに人として鍛えることで余裕も生まれ、例えば、ある空間を美しいと思え、周りにあるものに情緒を感じられるようになれば、日々に深みが出てより豊かな時間が過ごせるのではないでしょうか^^
なかなか思い通りにならない日常を子供たちは過ごしているので、少しでも余裕を持って接することができるように、親としても意識していていきたいと思い出しました^^
木全 玲
Akira Kimata
- 居住国 : 日本
- 居住都市 : 滋賀
- 居住年数 : 7年
- 子ども年齢 : 13歳、7歳、4歳、1歳
- 教育環境 : 公立中学校、私立小学校、私立幼稚園、預かり保育