【アメリカ / ボストン】年度末のフィールドデイ

長く続いたリモート授業が終わり、夏休みが始まりました。

思い返すと3月、4月の2回私たちが住んでいるマサチューセッツ州が学校へ定める規則に沿って、学校に戻りたいのか、それでもリモート続けたいのか選択肢が与えられました。

ここも人それぞれ、また家庭の事情それぞれですがうちの場合はリモートが順調にいっていたのでリモートを続ける選択をしました。

これは娘についての新しい発見でしたが、一人で集中しながら勉強するというスタイルで学力もそこそこ向上したという、以外な結果がでました。

しかし、もちろん学校は勉強だけの場所ではありません。実際には選択肢があった時に学校に戻る子供たちの方が多かったようです。

学校のお友達に会えないことをとても残念に思っていましたが、先生たちの粋な計らいで、先日学校の生徒全員を学校の校庭のような場所に集めてフィールドデイというイベントがありました。

自由参加ですが、家庭の事情などで来る足がない生徒にはスクールバスが迎えに行く、また希望者にはランチも配られるイベントでした。

このイベントは日本でいう運動会の縮小版のようなものでしょうか。
といってもクラスごとに競うわけでもなく、ただ体を動かして楽しむ日です。

青空の下でガンガン響く音楽を鳴らしながら、夏休みを目の前に先生も子供たちも終始笑顔でした。

娘は久しぶりの先生やお友達との再会に最初は照れてる様子でしたが、なんとか楽しい時間を過ごしていたようです。

ちなみにリモートの生徒たちにはカバンが配られ、その中身はボール、縄跳び、万歩計、チョーク、ビーンバッグといった外遊びに使えるものが入っていました。これでリモートキッズの運動不足も解消という狙いでしょうか?

この1年間、無料で学校から色々と支給されたのはありがたかったです。秋からは通常授業に戻るそうですが、笑顔でお友達と再会できる日を今から心待ちにしています。

この記事を書いたボーダレスライター に
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りつな

Ritsuna

  • 居住国 : アメリカ
  • 居住都市 : ボストン
  • 居住年数 : 13年
  • 子ども年齢 : 9歳
  • 教育環境 : 現地公立小学校

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