【日本】余白の時間の大切さ
先日、デザイン関係の知り合いが出版社を立ち上げ、本を発売しました。
評判もよく、今の時代に必要とされている題材なのかと今回取り上げてみました!
第一弾は、教育本。
『学校の枠をはずした〜東京大学「異才発掘プロジェクト」の実験、凸凹な子供達への50のミッション』
という本なのですが、最近耳にするようになったギフテッド教育、STEAM教育のススメと思いきや、それとは逆の「無駄!?」をどれだけ膨らますことが出来るのかというような取り組みが書かれています。
この本の面白いところは、答えが書いてあるわけじゃないので、読み手によって色々な活用が出来るところ。
我が子も興味深く読んでいて、面白そうだと学校にも持っていったりしていました^ ^
今の子供は忙しい。(うちの場合、長女)学校、部活、塾、習い事、SNSもやったりと、1日のスケジュールが過密で、暇がない。縛りも多い。
そんな中でも、自分らしさというのも求められたりするので、意図的に突出したものを創り出そうとしてみるが、そんなに上手くはいかない。
バランスを取りにくい環境に身を置かざるを得ない状況が続くということに対して、心配にもなってくる。
側にいる者としては解決策を真剣に考える。
・面白いと思えるまで、有益、無益にに関わらずやってみたい事をやるのはどうか?
・ただただ没頭して、時間を気にしない、大人が無駄だと思う時間を過ごしてはどうか?
こういった余白の時間というものの過ごす大切さを感じます。
外の世界に出ることで得られることもあり、内の世界を探求することで得られることもある。社会性と個性というのは、どちらが良いというわけでななく、マクロとミクロのようなもので、双方存在するものだと思います。
個人差はあると思いますが、その子にあったバランスをとる方法を見つけていくことも必要なのではないでしょうか。
三女の通っている幼稚園というのは、とにかく体と頭を使って遊ぶということ大切にしています。年少、年中については、ひたすら自由に遊ぶことを中心に、年長では課題を次々にクリア出来る力をつけるというカリキュラムです。子供達に制限をかけず、大人が寄り添うシステムは、なかなか珍ししいのではないかと思います。
先生曰く、「年少、年中で遊び込みをすることにより、年長になる頃には、底力がつき急成長しますよ」とのこと。
遊びに没頭するということをこの時期に集中的にやるということは、健全な育ちに繋がります。
今は、泥だんごたくさん作っているみたいです。ブランコにもはまっています。そして、何より、毎日楽しそうです^ ^
AKIRA
Akira
- 居住国 : 日本
- 居住都市 : 滋賀
- 居住年数 : 7年
- 子ども年齢 : 13歳、7歳、4歳、1歳
- 教育環境 : 公立中学校、私立小学校、私立幼稚園、預かり保育