【シンガポール】インドへの寄付
インドのコロナ感染者の増加のニュースは、シンガポールでも大々的に伝えられています。
シンガポールにはリトルルインディアと呼ばれる地域があり、多くのインド人が住んでいます。
私の子供たちの通う学校にも、インド人のクラスメイトがたくさんいます。
先日、子供たちが帰ると、明日インドの人たちのために1コインを持ってきてと言われたと言っていました。
先生からもその日のうちにメールが来て、インドを支援をするために1コインの寄付をお願いしますと書かれていました。(金額は決まっていませんでした)
娘も息子も歯の妖精からもらった数少ないコインの中から、一番高いコインを選び学校に持っていきました。
数日後、学校からお礼のメールと一緒に画像が送られてきました。
募金箱に入れて集めるイメージだったのでとても驚きました。
この絵はインドの Rangoliと呼ばれるものをイメージしているそうです。
そしてもう一つ驚いたのはこれが生徒からの発信であったということです。
最上級生のクラスで話し合い、クラスの実行委員が先生の協力を得て実行したとのことでした。
多くの国籍のクラスメイトが集まっているので、世界の問題をより身近に感じ
自分たちのできることを考えることができるのはもちろんだと思いますが、
先生がきちんとその子供の話に耳を傾け、それをサポートしてくれるからこそ、
考えるだけでなく、その意見を発言し、行動に移すことができるのだと思います。
また、今回の寄付は大人ではなく子供たちが1コインを寄付するという形で行われました。
上級生のこの行動を見ていた下級生にとっても、当事者意識をもって、自分にできることは何か考え実行する良いきっかけになったのではないかと思います。
この記事を書いたボーダレスライター に
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倉橋 彩子
Ayako Kurahashi
- 居住国:シンガポール
- 居住都市:ノベナ
- 居住年数:1年2ヶ月
- 子ども年齢:7歳、5歳
- 教育環境:インターナショナルスクール