【シンガポール】英語の取得方法

今日から子どもたちは約一か月の冬休みに入ります。
最終日には学校からいろいろな制作物を持って帰ってきました。

その中で興味をひくものがあったのでご紹介します。
娘と息子は英語の補修クラスEALという授業を取っているのですが、その中では物語を使って英語の習得をしているようです。

息子の物語はこのような簡単な文法と単語を使ったもの。
似たような単語を使うことで発音をメインで勉強しています。

娘は発音はもちろん主語、述語などの文章の構成や修飾語、接続詞、比較級などを勉強していました。
先生から与えられた文章をもとに自分のオリジナルのストーリーを作っていくのです。

入学した当初は与えられた物語の主人公の名前を変えたり、修飾語を変える程度でしたが、今期が終わるころには自分で文章の構成を考え物語を作り出すほどまでになっていました。

主人公を決めて、その人の特徴を書き出していく。
そして起承転結を考え、習った接続詞などを使って文章を作っていくのです。

単語帳を初めから最後まで丸暗記するのとは違って、自分が考え出したキャラクターの特徴をどの言葉を使えば、いちばんしっくりくるかを考え、書き出していきます。
わからない単語は調べたり先生に手伝ってもらいますが、自分で考えたストーリーのため、娘はその文章をほとんど暗記していました。
単語の意味もきちんと覚えています。
これが基礎にあるので、通常の授業でも文章の構成などもできるようになっていました。

英語の補習授業を選択している生徒だけでなく全生徒に物語を作ることを推奨していて、毎年、自分の作った物語のコンテストが行われます。
英語が母国語だったり、すでに英語を習得している生徒もこれによって表現力などを身に着けていくのです。
これは希望者だけですが、娘も来年は参加したいと意気込んでいます。

and more...