【ニュージーランド】学校行事もとにかく楽しく!
息子がこちらで小学校に通い始めて約5ヶ月経ちました。
そこで学校行事のことが少しわかってきたのでお伝えしようと思います!
6月から今日までにあった主な行事はこの6つです。
- Wacky Hair Day –Fundraiser for Cancer(*)
- School Cross Country…マラソン大会
- International Dog Day(*)
- School Disco…PTA主催のディスコでした。日本の小学校でいうと夏祭りでしょうか。
- Pyjama Party…学期末のお楽しみ会でした。
- Pink Shirt Day(*)
今回はその中でも、行事とともに寄付を募っていた(*)のものについて詳しく書いてみようと思います。
私は日本で生活していて寄付をすることは時々ありましたが、決して多くはありませんでした。
ニュージーランドは幼稚園、小学校でも寄付を募っていたりとその文化が根付いており、大人だけでなく子供の学校生活の中にもそのきっかけとなるような行事があります。
5歳の息子の立場からすると、楽しいイベントがあってその日はゴールドコイン($1または$2)を持っていく。ぐらいの捉え方なのかもしれませんが、それがあることによって普段の学校生活だけでは知ることのないような社会に関わるよい『きっかけ』となっています。
Wacky Hair Day は息子が通い始めてすぐにあったので、私達は何も知らされておらず、登校してビックリ!髪にレゴブロックの建物が見事に装着されている先生や、カップケーキ風にツインテールをしてる女の子、カツラをかぶるもよし、ヘアスプレーで赤や青の髪色にする子もいるという驚きの日でした。
Wacky Hair Dayそのものはただ面白い髪型をする日のようですが、この日は癌患者のための募金活動と関連づけて行事にされていました。
Wacky Hair Dayとインターネット検索をするととってもユニークな髪型が沢山出てくるので是非見てほしいです!
International Dog Day はあなたのお気に入りの動物に扮装してきてくださいという日でした。この日に集まった寄付金は、動物の救助の活動をしている地域のこの非営利団体に寄付をしますと学校からのレターに記載がありました。
フェイスペインティングなどで動物になりきる子もいるこの行事、息子は虎のトレーナーに虎の手袋をして登校しました。
そしてついこないだあったのがPink Shirt Day いじめ反対運動です。
ニュージーランドでは国として日が決まっていて例年は5月だそうなのですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で10月でした。
日本の小学校ではこんな行事はないな〜と思い出してみると..ありました、人権月間でしょうか。
とにかくピンクを着るということであらかじめピンクのTシャツを用意。
登校してみると予想通り、子の送迎をするおじいさんもピンクのTシャツを着ていたり、先生もネオンピンクのカツラやスカート、女の子は鮮やかなピンクのリップの子もいるしフェイスペインティングで顔中ピンクの子も。男の子もTシャツやピンクのチュールスカートを履くなんていうのもオッケーなこの日。
正直色んな行事があるのでその準備は大変だったりもしますが、言葉でいくら説明するより、その日にグッと一気に大切なことが子供にも伝わる気がして、なにより楽しいイベントにしよう!というのが魅力的です。
あまり写真は撮れないのでイメージが伝えづらいのですが、なかなかインパクトのある行事でした。
担任の先生はこうなってました。(笑)
この日の寄付金は学校のために使われるそうです。
そして付け足しになるのですが、ピンクを着ようという呼びかけはあっても、それは強制的なものではありません。まったく通常通りの服装で来る子もいます。それについて誰かが何か言うこともないようです。強いることがないというのもいいところだと思います。
ちょうど今週は息子が日本で通っていた幼稚園のお友達のお母さんから、運動会があったよと連絡をくれました。
マラソン大会はあっても、運動会というのはニュージーランドではなさそうです。
もし日本で生活していたら、幼稚園の年長として運動会があったのかと思うと..想像しただけで涙モノです(泣)
最後の写真はパジャマパーティーに行く息子です。
この日は朝起きて着替えずそのまま学校に行ってもいい!ということらしいのですが、私にはその勇気がなく。。
あらかじめ洗濯しておいたパジャマを息子に朝着てもらいました(笑)