【ニュージーランド】息子が通った幼稚園
ニュージーランドに来たときの息子の年齢は4歳でした。
今回は、昨年から今年の5月まで通っていた息子の幼稚園について、お話したいと思います。
ニュージーランドでは、5歳の誕生日をむかえると小学校へ入学することができます。(5歳の誕生日から6歳になるまでに小学校に入学にすればよいので、一斉入学ではなく時期は子供によってそれぞれ違います。)
0歳〜就学年齢までが就学前教育となり、義務教育以前の段階はEarly Childhood Education(ECE)Services といいます。
ニュージーランドのECEサービスを提供するすべての保育施設は「テファリキ(Te Whariki)」と言われる国統一のカリキュラムが導入されています。
「テファリキ」
ニュージーランドで、1996年に導入された幼児教育のカリキュラム。 子どもの社会的・文化的な学びや、さまざまな人々との関わりを重視していて、集団活動を強制せず、一人ひとりの子どもの意思を尊重する。 子どもたちは、思いきり遊びながら「自分で考えていくプロセス」を習得していく。
こどもまなびラボ
未就学児のための幼児教育は大きく分類すると、教師主導型の幼稚園・保育園・託児所など、(モンテッソーリ、シュタイナーなどの教育哲学を取り入れた施設もあります。)保護者主導型のプレイセンター、その他にも教会やコミュニティホールでの子育てサークルなどがあります。
また、先住民であるマオリの言語と環境の中で保育サービスを提供する施設もあります。
ニュージーランドの就学前教育の特徴はその多様なところです。
入園時期や時間などをそれぞれの家庭の都合に合わせてフレキシブルに組み合わせることができます。つまり、平日であっても毎日行かないスケジュールも可能ですし、複数通うということもできます。(園によっては最低日数、時間などの規定がある場合もあります。また、地域や園によっては混んでいて入園待ちのこともあります。)
また、ニュージーランドの幼稚園、保育園などでは、3才の誕生日から週20時間無料幼児教育(ECE)の対象になります。(幼児教育施設によっては追加料金や寄付(donation)が必要な場合があります。)
さて、我が息子の場合。
ニュージーランドに来てすぐは、まだ車が一台しかなく主人が仕事に使っていたので、家から近所であることが第一の条件でした。その他の条件は..なるべくすぐに息子に遊べる環境を!と思っていたので、すぐにでも入園できるところを探していました。
2回目のニュージーランド滞在のときに知り合った当時の唯一の日本人のママ友(旦那さんはkiwi〈ニュージーランド人のこと〉)に情報をきいてみようと連絡してみると、その娘さんが行ってる幼稚園が楽しくておすすめだよとのこと。
それならばと早速、家から徒歩5分の幼稚園1件と保育園1件、そして友達に教えてもらった徒歩15分ほどの幼稚園の見学に行きました。
結果…どこの園もそれぞれ素敵でした!笑
その中でも友達に教えてもらった幼稚園が、すぐに来週からでも週4回通えるということと、息子も気に入った様子だったので、その幼稚園に決めました。
徒歩15分は少し遠く感じましたが、結果的にちょうどよいエクササイズとなりました!笑
この時はそのときの縁や直感で動きましたが、結果的にとてもよかったと思っています。
またECEについては娘が今後通うことになると思うので、その時にお話できたらと思っています。
ちなみに息子が通っていた幼稚園は、登園に使ったバランスバイクやキックボード、ヘルメットを降園の時間まで預かってくれます。
カーシートなどを預けている人もいました。当時は娘連れで徒歩で送迎していたので私もすごく助かりました。