【イギリス】教育カリキュラムのIBとはどんなもの?
娘たちの通うインターナショナルスクールでは、学校のカリキュラムにIBカリキュラムを取り入れています。
日本でもIBカリキュラムを導入している学校が増えていますが、改めて、IBカリキュラムとはどんなものなのか?
IBの正式名称は『国際バカロレア』(International Baccalaureate)です。
私がIBを知ったきっかけは、当時住んでいたオーストラリアで長女が通う事になったプライベートスクール(私立の学校)が取り入れていたのが、『IBカリキュラム』だったからです。
以下、文部科学省のIB教育推進コンソーシアムより、抜粋したものです。
IBは、国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的プログラムです。
国際バカロレアは、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身につけさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。
平成30年4月1日現在、世界140以上の国・地域、5,119校で実施されています。
プログラムは、以下の通り。
・3〜12歳までのPYP(Primary Years Programme)
・11〜16歳までのMYP(Middle Years Programme)
・16〜19歳までのDP(Diploma Programme)
・16〜19歳までのIBCP(Career-related Programme)
また、「IBの使命」でもある「国際的な視野をもつとはどういうことか」をわかりやすくあらわしたものが、「IBの学習者像」です。
具体的には以下の10項目があげられています。
- 探究する人
- 知識のある人
- 考える人
- コミュニケーションができる人
- 信念をもつ人
- 心を開く人
- 思いやりのある人
- 挑戦する人
- バランスのとれた人
- 振り返りができる人
現在、娘たちはPYP(Primary Years Programme)の真っ只中です。
見ていて思うのは、私が受けてきた日本の義務教育とは全く別物で、私もこんな教育を受けたかったな〜と、うらやましくなります。
IBにも日本の義務教育にも、良いところがそれぞれにあるので、その話はまたの機会にしたいと思います。