【シンガポール】 ‘Who we are’

子どもたちの学校はterm breakのため一週間お休み。
休み明けからterm2が始まります。

お休みの前日には先生からterm1で学んだことやその様子が、メールで送られてきました。
先生によるものなのか、息子がまだyear1で幼いからなのか、娘のレポートはterm1の感謝と休みを楽しく過ごすようにというあっさりしたものだったのに対して、息子は42枚にも渡るレポートが添付されていました。

確かに、息子の話だけでは学校生活がわかりづらいこともあったので、このレポートを見て知らなかった学校生活を知ることができました。

瞑想する様子もチェックできました。

term1のテーマは ‘Who we are’。
授業の様子が写真とともに説明されていました。

まずは自己紹介から。
自分の好きなおもちゃや絵などを持っていって、好きなものや興味のあるものを知ってもらったり、家族写真を教室に飾って、兄弟はいるか、自分は家族の中でどんな役割があるかを伝えました。

また、今は一テーブルに二人ずつ座っているのですが先生が毎週席替えをすることによって、色々な子と話す機会を作ってくれていたようです。

そして、このメンバーで良いクラスを作るためのルールを決めたり、よりよく運営するために必要な係も、アイディアを出し合って決めていました。
優しい言葉を使う、人の話をきちんと聞く、話したいことがあるときは手を挙げてほかの人が話をしているときには話さない、といったルールや、黒板を消す係、カレンダーの曜日を変える係、スナックタイムの手伝いをする係などが決まっていて、それぞれの子どもたちに重要な係が与えられていました。

おそらく係は事前に決まっていたと思うのですが、先生の誘導があってか、無事には話し合いの末、係が決まっています。
もともとある係に挙手をして決めるより、それぞれの係の必要性を知り、係の仕事をすることができるのではないかと思います。

係決めでもそうですが、ゴールへの導き方がとても面白いなと思いました。
例えばterm1はコロナの影響で日常がガラッと変わってしまったけれど、その中でできる遊びや勉強方法などのアイディアを出しあって絵にしていました。

物理的にソーシャルディスタンスを守らなければならないことはもちろんなのですが、できないことを考えたり、禁止事項をただ伝えるのではなくできることを考える。
そして、それを教師が考え与えられるのではなくみんなで考えることによって、楽しみ方も全く変わってきます。

このレポートはまだ盛沢山。
インターナショナルスクールならではの多国籍文化についても多く触れられていたので、また次回それについてもお伝えしたいと思います。

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