【オランダ】個人面談・次女編ー大勘違い発覚…

オランダのコロナ感染者数が右肩上がりです、そして寒いです…こんにちは、アムステルダムの有川です。

マスク嫌いのオランダも、さすがに政府から着用の緊急要請が出て以来、マスクをしている人が急増中です。それ以前はマスクをしていないことの方が普通だったなんて、日本では信じがたいですよね…
コロナの規制も状況に応じてどんどんと変わっていくので少し混乱しますが、引き続き気をつけて過ごしたいと思います。

さて、長女に続いて、次女の新学期初めての面談について書きたいと思います。

長女の学校ではビデオ通話面談でしたが、次女の学校では対面の日と電話の日が両方設定されており、好きなほうを選べる方式。
我が家はまだちゃんと担任の先生と話したことがなかったので、対面の日を選択いたしました。(これは9月のことなので、コロナ感染者急増中の今だったら対面の選択肢はなかったのかなと想像します。)
 今回先生に聞きたかったことは主に2つ。

・次女はオランダ語をどのくらい理解しているか
・次女は学校生活を楽しめているか

6歳の長女はニューカマークラス で構造的にオランダ語を習っているため、毎日明確に単語数が増えたり、覚えてきたことを家でも表現してくれたりして、語学の成長度がわかりやすく伝わってきます。また、ワークブックや単語シートを持ち帰ってくるので、進捗状況を確認することもできています。

11-1.jpg
長女がこれまでに持ち帰ったワークブック
11-2.JPG
長女は家でも学校で習った単語を思い出しながら書いたりしてます。スペルはまだまだあやしい…

 しかし、4歳の次女はエクストラでオランダ語を習っているわけでもなく、ただただオランダ語が飛び交っているクラスに放り込まれし状況。

自然と言語を獲得できる年齢の臨界期は何歳くらいなんだろう?
このまま放り込み式だけで大丈夫なのだろうか?

…母の不安は尽きません。

さらに次女、「今日学校で何したの〜?」と聞いても決まって、
「何もしてない。」
と答えます…

…いやいや、絶対色々やってるでしょ!

でも時々、学校で習った歌を口ずさんだり、今日泣いちゃった〜と話してくれるときもある。
奇跡的に出てくる情報のカケラから、彼女は学校でこんな感じなのかな?となんとなぁ〜く想像しているような状況でございます。

そして、彼女はとにかく毎日毎日学校で描いた絵を持って帰ってきます。

11-3.JPG
もはやすごい量。
11-4.jpg
最近は具体的な絵ではなく、記号のようなものばかり描いてきます。参入している言語体系の変化と共に彼女の認識に大きな変化が起きているように感じます。


あまりに多作のため、こっこれはもしや…1人ぽつんと絵ばっかり描いてるのではなかろうかっ…
……母の不安はつのります。

『私たちのような外国人の子どもたちをたくさん見ているであろうベテランの担任の先生に、このあたりの不安をとにかく聞いてみよう!』
ということで、”オランダ語について” そして ”学校生活について” の2つを重点的に面談してまいりました!

結果。

まず、オランダ語については、

『指示が通るようになってきているし、歌も歌えるようになっているから少しずつ伸びてきている。リピートを促すと少しだけ発話もする。学習が本格化するグループ3(日本の小学1年生)まであと丸2年あるし、来年度のグループ2から読み書きを少しずつスタートしていくので今は大丈夫。不安になる必要は全くない。』

ホッとするお話でしたが 、、
…ん??ちょ、待てよ??…丸2年ある??来年がグループ2??

「あれ、今グループ2ですよね???」
「違うわよ、今はグループ1よ。夏休み前のスクーリングはプレよ。」

なんと〜〜〜!!!!!

ワタクシ学年の数え方を間違っていました…
出ました、思い込み。

もうコワイ、自分がコワイ…

3月で4歳になり、そこから毎日の通学がスタートした小学校。
ロックダウン時のホームスクーリング数ヶ月を経て、半年経ち。
夏休み明けから新学年!とニュースレターで読んだ私は、てっきりそこでムスメもグループ1からグループ2になったと思い込んでいたんです。

はい、違いました。
そこでプレからグループ1になったんですね!!あと1年でグループ3に追いつけるかなあと不安感がありましたが、そうか、あと2年もあるんですね!!!!

色々と安心いたしました。

と同時に、自分の脳についてはたいそう不安になりましたけどね…

海外移住をお考えの皆さま、こんな感じでもなんとかやっていけます、大丈夫です (笑)!!

そして学校生活について。 

『少しずつお友達との関わりも出てきていて、お友達とダンスをしたりと本来の彼女の姿を出せるようになってきている。夏休み明けからはとっても楽しそうにしているから安心してOK。』

そして、
「彼女はとにかく絵を描くわ笑!」
…ええ、存じております笑。

とにもかくにも、全体として『不安になることなかれ』ということがわかって、心配性の私は随分と落ち着きました。
何より、先生と初めてしっかりとコミュニケーションが取れたことがとても安心感につながりました。
やはり移住後すぐのコロナ禍によるディスコミュニケーションは、無意識に不安を増大させていたんだと思います。

そういえば、「◯◯ちゃんと仲が良いから個人的に遊んだらいいと思う」とお友達斡旋もしていただきました。
そして後日、「◯◯ちゃんのお母さんに連絡先を渡していいか確認するので、OKだったらリュックに電話番号を入れておくわね。」と電話番号ゲット。

キューピットまでしてくださるんですね〜〜〜!!

でも先生…ムスメに確認したら、そのお友だちと遊びたくないと言うんです…どうしたもんかと悩んでいるうちに寒くなるしコロナの状況は悪化するしで…未だ連絡をとっておりません…

and more...