【ニュージーランド】自己紹介

はじめまして。
この度、ボーダーレスライターとして参加することになりました柴田裕美子です。

2022年に家族の仕事でニュージーランドに転居、2人の子どもと夫の4人家族です。
子どもたちは二人ともモンテッソーリスクール(小学校)に通っています。

こちらでは主に保護者から見るモンテッソーリ教育をお伝えしていくと思うので、今回は簡単な自分史と、モンテッソーリ教育との出会いについて書いていこうと思います。

モンテッソーリ教育に出会うまでの私

大阪府生まれ。生後4か月で東京に転居。
幼稚園、小学校は都内の公立。中学受験で静岡にある学校に入学。寄宿舎生活を送る。
高校卒業後、都内私立大学で心理学を学ぶ。在学中に臨床心理学に興味をもち、そのまま大学院に進学。
大学院修了後、大学病院や精神科クリニックでの勤務を経て、臨床心理士の資格を取得。臨床心理士(カウンセラー)として、企業のメンタルヘルス業務に携わる。
第一子出産を機に退職。育休中に食育インストラクターの資格を取得。食育インストラクターとして、食育講座、学童での食育レッスンを担当・開催。

モンテッソーリ教育との出会いは子どもの幼稚園

私がモンテッソーリ教育と出会ったのは、上の子が幼稚園に入る時でした。

当時は「モンテッソーリ教育という言葉は聞いたことがある」程度でモンテッソーリ教育に関する知識はゼロ。子どもが通っていた幼稚園も、モンテッソーリスクール(園)ではなく、モンテッソーリ教育を取り入れているところだったので、幼稚園では年少~年長までが同じクラスに所属し、「おしごと」をするらしい、くらいの認識でした。

アメリカ帯同でモンテッソーリ小学校教育に出会う

親子共に本格的にモンテッソーリ教育に触れるようになったのは、家族の留学でアメリカに帯同した時です。
当時、上の子は年長、下の子は年少でしたが、上の子はアメリカだと小学校に入る年齢でした(8月生まれなので、アメリカでは学年で一番下になります)。

英語が全くわからない、話せない状態でいきなり現地の小学校に入るのは大変だろう、、と思い、モンテソーリスクールを探しました。モンテッソーリスクールなら知っている教具があるだろうし、教具があれば言葉が出来なくても何とかやり過ごせるのではないかと考えたからです。
また、私自身も初めての海外生活だったので、できるだけ子どもたちが同じ学校がいいなと思い、小学校のあるモンテッソーリスクールを探しました。

残念ながら、知っている教具があればなんとかなるだろう、という私の考えは当たらなかったのですが(泣)、入学した学校の先生がとても良い方で、温かくそして辛抱強く子どもをサポートしてくれたおかげで、学年を落とすことなくモンテッソーリ小学生生活をスタートしました。

今では日本にもモンテッソーリ小学校教育を取り入れたプログラムを実施している学童や教室などがありますが、当時は日本でモンテッソーリ小学校教育について知る機会がなかったので、ここでもモンテッソーリ小学校教育についての知識ゼロのまま飛び込みました(笑)

これがモンテッソーリ小学校教育との出会いです。

知っている教具があれば何とかなりそう、子どもたちを同じ学校に入れたい、という完全に親目線で探して入った学校でしたが、そこで子どもが経験するモンテッソーリ小学校教育に魅了され、アメリカ在住時にモンテッソーリのポッドキャストを聞き始め、研修会に参加し、帰国後にはモンテッソーリエレメンタリーアシスタントのコースを修了するほどになりました。

モンテッソーリ教育は一つの選択

日本では(おそらく世界的にみても)モンテッソーリ教育は幼児期のもの、というイメージが強いのではないかと思いますが、実は小学校、中学校、高校もあります。
とはいえ、世界的にみても幼児期のスクール数に対して、小学校やそれ以降の学校数は圧倒的に少ないのが現状です。資格を取るためのコースも小学校以降のものは少ないです。

それはどの国でも小学校から義務教育が始まることが影響しているのだと思いますが、一方で一般的な公教育以外がまだあまり知られていない、というのがあるように思います。

知っていれば探すことが出来ます。知っていれば選ぶことも出来ます。
現代は多様な学び方が求められています。
学びにはいろいろな形があり、モンテッソーリ教育もその一つです。

ボーダーレスライターとして、モンテッソーリ教育(特に小学校教育のこと)をお伝えすることで、読者のみなさまの「教育」の視野が広がり、選択肢が広がれば幸いです。

これからどうぞよろしくお願いいたします!

この記事を書いたボーダレスライター に
もっと話を聞きたい方はこちらをClick!

柴田 裕美子

Yumiko Shibata

  • 居住国 : ニュージーランド
  • 居住都市 : オークランド
  • 居住年数 : 10か月
  • 子ども年齢 : 10歳、8歳
  • 教育環境 : 現地公立小学校(モンテッソーリクラス)

and more...