【イングランド】保育園の食事
日本は新学期が始まる季節ですね。こちらの学校は、2週間のイースター休暇に入りました。
今回は、次男が通っているナーサリー(日本で言う保育園)の食事についてお話しいたします。
各保育園によって、食事の提供方法は異なります。全て提供してくれる園、お弁当とおやつを持参する園、おやつだけを持参する園など様々です。
次男が通っている保育園は共働きの親がほとんどのため、一番手厚く食事を提供してくれるタイプの園です。
1日の食事のスケジュールはこのような感じです。
- 8:00 – :朝ごはん (フルーツ、シリアル、牛乳)
- 10:00 – : 午前のスナック (フルーツ、パン、牛乳か水)
- 11:30 – : お昼ご飯
- 14:00 – : 午後のスナック (フルーツか野菜スティック、牛乳か水)
- 15:30-: Teatime
そして、これがある1週間のランチとTeatimeのメニュー。毎週月曜日にオンラインにアップされます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
ランチ | インゲン豆と野菜のグーラッシュ、ご飯、バナナカスタード | ツナとコーンのベークドパスタor野菜のパスタ、ブロッコリー、メロン、 | ターキーor 豆腐、芽キャベツのマッシュ、オレンジ、マンゴー | 茹でとうもろこし、鶏orとうもろこしのケサディア、トマトときゅうり | 残りの食材で作るメニュー |
Teatime | ピザ、野菜スティック、フルーツ | ターキーor 卵サンドウィッチ、人参、ヨーグルト、フルーツ | 野菜とフムス、サーモンとクリームチーズのパスタorクリームチーズとトマトのパスタ、パプリカ | 茹で豆とポテトフライ、フルーツ | ガーリックとパクチーのチャパティ、さつまいもとひよこ豆のカレー |
驚きの通り、とにかく食べる回数が多い。私も最初はびっくりしました。
一番助かるのが、朝食です。フルーツ、シリアルと牛乳だけなのですが、朝寝坊した時でもご飯を食べないで連れて行くことができます。
そして、イングランドらしいのが「teatime」。息子たちが保育園に通うまでこの文化を知りませんでした。「アフタヌーンティー」をご想像されるかもしれませんが、紅茶を飲むのではなく、軽食のような感じです。
多くの親は、家に帰ったら簡単な夕食で済ませるようです。我が家は18:00頃に夕食をするのですが、お腹が空いていないのかあまり食べないこともあります。Teatimeで栄養の取れた食事をしてるので、私は夕食は食べれるだけでいいよと息子に伝えています。
メニューを見てお気づきかもしれませんが、各メニューにベジタリアンの為の食事があることです。私の住んでいる地域は、インド系と中東系が多いのでベジタリアン用のメニューがあり、お肉は鶏肉(豚と牛肉は宗教上NGな為)のみ使用されます。卵、魚と鶏肉が導入されたのは1年前で、それまではベジタリアン料理のみでした。
保育園の地下にキッチンがあり、調理師さん達が毎日作ってくれています。教室にある丸いテーブルで食べ、先生が各園児のお皿に取り分けてくれます。天気の良い時は、園庭で食べる時もあります。1歳児の時は手づかみで食べるように教えてくれてました。先生が毎日食事をどれくらい食べたか(全部、ほとんど、少し、ゼロ)を記録してくれ、アプリで確認できます。
保育園はこのような手厚い食事のサービスで本当に助かっています。私が小さい時は、生の野菜は好みませんでしたが、息子たちは人参、パプリカ、セロリなどぱくぱく食べてくれています。
次回は、公立小学校の食事についてお話しいたします。