【イギリス】悩ましい学校決め問題

2020年の3月、日本を始めアジア地域で徐々に広がりだした新型コロナの影響を気にしながらも、夫の仕事開始に合わせてロンドンへ来ました。

ロンドンへの転勤が決まったのは2020年に変わる年末年始。それから約2か月の間にしたのは、ロンドンの学校の情報集めです。

と言っても、私自身はロンドンはおろか、ヨーロッパには知り合いが1人もいません。
そこで、今まで暮らした国の駐在妻仲間と、東京で娘たちが通っていたインターナショナルスクールのママ友に、ロンドン生活経験のある方を紹介してもらえないか、お願いしました。

とても幸運なことに、ロンドン在住の子育て中の日本人の方や、ロンドン駐在経験のある方を複数名紹介していただくことができました。

インターネットで何でも検索できる時代とはいえ、本当に知りたい新しい情報をネットで見つけるのは、なかなか困難ですので、本当に助かりました。

在住経験のある方からの評判、その方の学校選びをした時の状況、お子さんたちからの感想を元に、ロンドンにあるIBカリキュラム(国際バカロレア)のインターナショナルスクールに絞り込み、3月に学校訪問をしたい旨を連絡し、アポイントを取った状態でロンドンへ来ました。

因みに、インターナショナルスクールにしたのは、東京で通っていたインターナショナルスクールがIBカリキュラムだったので、同じカリキュラムのある学校が良かったからです。
ロンドンの地元の学校はカリキュラムが違うため、選択肢にはいれませんでした。

ロンドンに到着後、1校だけ学校訪問をした数日後から、イギリスがロックダウンとなり、学校選びは中断します。

その後4月・5月に、2校、オンライン学校説明会に参加しました。
どちらも教育に力を入れていて、素晴らしい学校のようでしたが、これといった決め手がなく、保留にしていました。

子どもにとって学校は、生活の大半を占めるとても重要な場所・時間です。
それを踏まえて、学校を決めるときは、そこが日本だろうと海外だろうと、必ず学校訪問をし、実際の学校の先生や子どもたち、施設の雰囲気を見てから、
子どもたちが行きたいと思う学校を選ぶようにしています。

その後6月に入り、学校によっては学年ごとに登校を再開したものの、学校訪問の予定は立たず、元々見に行っていた学校を子どもたちもとても気に入っていたため、そこに通う事になりました。

次回は、学校訪問時にあったインタビューという名の面接について、書こうと思います。

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