【メキシコ】保育園の評価シートについて

実は今、日本に帰国しています。

メキシコにおける新型コロナ感染者は毎日5000人以上増え続け、現在累計23万人。いつの間にか感染者数が世界第10位になっていました。

そして遂に、夫の会社から日本への退避命令が出てしまいました。

メキシコの新型コロナの状況が落ち着けば、またメキシコに戻る予定ですが、最低でも2〜3ヶ月は日本にいるのではないかと思っています。

医療体制は日本の方が格段に良いので、子どものことを考えれば日本にいる方が安心ですが、いつも声をかけてくれる近所のメキシコ人、メキシコに残っている友人を置いて日本に帰るのはとても心苦しく思っています。

1年ぶりに日本の空気を吸い、水道水が飲めること(しかも美味しい!)、シャワーのお湯が安定して出ること、コンビニが便利すぎること、道が綺麗なことなど、見るもの触るもの食べるものすべてに感動しています。

さて、今日は娘の通う保育園の評価シート(evaluación)についてお話ししようかと思います。

9月から翌年7月までが1学年のサイクルで、12月と7月に評価シートが保護者に渡されます。

昨年12月に初めて評価シートを受け取ったのですが、まだ1歳なのに評価項目数の多いことに、とても驚きました。

運動能力や社会性、言語能力、手指の細やかさなどのカテゴリに分けて、全部で60を超える項目があり、3つの段階(習得済み、習得途中、未習得)に分けて評価されていました。

ここまで細かい項目があると、自分の子どもは何ができていて何ができていないのか具体的にわかり、家で娘と接するときに私が意識すべきことが明確にわかりました。

例えば、「本のページを1枚ずつめくる」が「未習得」だったので、家での絵本の読み聞かせのときに娘にページをめくってもらったり、「汚れていたら綺麗にしようとする」が「未習得」だったので、テーブルの上が食べカスで汚れていたら娘と一緒にタオルで拭いたりと、私自身、意識して娘に接するようになりました。

言葉の面では「単語を50個以上話す」が「未習得」でしたが、これはスペイン語で、、ということなので、私のわかる範囲で教えていけたらいいかな、、と思っています。

余談ですが、先日夕暮れ時に娘と散歩していたとき、娘が月を指差して「ツキ!ルナ!」と叫びました。月はスペイン語で「luna(ルナ)」。

私は「月」のことを「ツキ」としか教えたことがなかったので、「luna(ルナ)」とも言うことをきっと保育園で習ったのでしょう。娘の頭の中で日本語とスペイン語の両方で覚えていることに感動しました。

今、娘は言語を吸収して発語するという発達の真っ只中にありますが、日本語とスペイン語のバランスをどう取ればいいものか、、と模索しています。

メキシコに住むのはあと数年の予定ですが、せっかくだからスペイン語を習得してほしい、でも母国語の日本語の基礎をしっかり習得してほしい、でもなんなら英語も習得してほしい、、と欲張りな考えの母親です(笑)

今は保育園が休みで家にずっといるので、ほぼ日本語にしか触れていない状況ですが、散歩途中に会うメキシコ人のご近所さんとは拙いスペイン語で、英語の話せる人とは英語で私が会話しているので、「お母さんがいつも家で話していない言葉で楽しそうに話してるな〜。何話しているんだろう?」と、スペイン語や英語に興味を持ってほしいなと思っています。

日本滞在中は、日本語以外の言語に触れるチャンスが格段に少なくなってしまいますが、メキシコにいるときから続けている私のスペイン語オンラインレッスンを娘にも横で聞いてもらったり、英語やスペイン語の動画を見たりして、少しでも日本語以外に触れる機会を持てれば、、と思っています。

逆に日本でしかできないことも親子で経験できたらいいなと思っています!

今後、日本滞在中も、メキシコで経験した保育園の様子などについて可能な限り投稿しようと思いますので、お付き合いください!

and more...