【イギリス】森を散策するフォレストスクール
ロンドンからこんにちは。
先日、ロンドン市内では珍しく、雪が降り積もりました。
聞くところによると、ロンドン市内でここまで降り積もったのは、3年ぶりだそうです。
雨が降っても傘をささないロンドンですので、雪が降っても、誰も傘をささず、とても楽しそうに外を歩く人たちがたくさんいました。
雪がちょうど週末と重なり、我が家でも、朝から夕方まで、お庭と玄関前の駐車場で、雪遊びを満喫しました。
毎日の気温が0度前後のロンドンでは、雪はなかなか溶けずに残っています。
そんな中、7歳の娘の強い希望により、雪の降り積もった翌日に森へ散策に行きました。
『フォレストスクール』というのは、学校のカリキュラムに元からあるプログラムです。
子どもたちが学校に通っている時は、スクールバスに乗り、森へ散策に行っていました。
服装は、レインコート、長靴、魚屋さんが着るようなゴム製の全身ツナギ、この3点が必須です。人によっては、手袋や帽子の追加など、お好きにどうぞ、です。
いつもフォレストスクール担当の先生が、川や池、原っぱや森で色々な体験を案内してくださいます。
木登りをする子も多く、今日は誰が1番上まで登ったよ!とか、誰が木から落ちたよ、とか、こんな虫がいたよ、とか、子どもたちは目をキラキラさせて教えてくれます。
今はオンラインなので、フォレストスクールのクラスは、先生から送られてきたビデオを観ること、自分たちでフォレストへ行き、その写真を先生に提出すること、この2つが大きな課題になっています。
先生からは、子どもたちがずっと家にいるのは、成長には絶対に良くないので、毎日少しでも散歩や公園など、外に行くように推奨されています。
そんなプログラムのおかげで、親も外に出るし、気分転換が出来ています。
小さい時に身につけたこの習慣があるから、ロンドンの人たちは、毎日外を歩いたり、走ったりしているのかな、なんて思います。
この記事を書いたボーダレスライター に
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エル
Elle
- 居住国 : イギリス
- 居住都市 : ロンドン
- 居住年数 : 1年
- 子ども年齢 : 10歳、6歳
- 教育環境 : インターナショナルスクール