【イギリス】イギリスでの保活と保育園選び

こんにちは。あっという間に1月が終わってしまいましたね。

今回は、イギリスでの保活と保育園選びについてお話しします。

私は、長男と次男を出産した後12ヶ月の育休をいただきました。復帰後は週5日フルで働いているので子供を預ける所を探さなくては行けませんでした。1歳児から預けるには選択肢は3つありました。

1)    私立のデイナーサリー
2)    チャイルドマインダー
3)    ベビーシッター

私立のデイナーサリーは、日本で言う保育園と同じような感じで、8:00 – 18:00まで預かってくれます。チャイルドマインダーとは資格をもった人が個人宅で少人数預かってくれるところです。

選択する時に、ベビーシッターは高いし、他の子供と接して欲しかったので却下。チャイルドマインダーという選択肢もあったのですが、周りに預けている人もおらず、広いお庭があるような場所で過ごしてほしいと思い、却下。最終的には私立のデイナーサリーに預けることに決めました。

今はほとんど在宅ワークですが、4年前は電車で通っていたので家と駅の近くのナーサリーを数カ所周り、施設が綺麗で、先生達の印象が良い、モンテッソーリの園に決め、以前、小学校選択の回でお話しした、Ofsteadの評価が公表されているので、それも参考にしました。

東京で保活をしている友人に聞くと、こちらとは比べものにならないくらいの競争みたいですね。こちらは、4月入園ということはなく、両親が子供をナーサリーに入れたいタイミングで入れることができます。息子の園は生後6ヶ月から預けることができます。ロンドンの閑静な住宅地や人気なエリアなどでは、妊娠したらナーサリーに申請すると聞いたことがありますが、私の地域ではそんなこともなく、生後3ヶ月後に申請し、問題なく席を確保することができました。

殆どのナーサリーは週2回から預けることができます。その為育休後は週5日で働くのではなく、週3日や4日で働く母親が多いです。また、近くに両親がいれば、週4はナーサリー、週1は両親が預かってくれる友人も数人いました(羨ましい!)。 午前8:00 – 13:00の部、午後13:00 – 18:00 の部で預けることもでき、フレキシブルに対応してくれます。

また、共働きでなくても誰でナーサリーに通えます。その分、保育料がとても高いです。自分の給料と保育料を比べると何のために仕事をして子供を預けているのか分からなくなります。3歳になった次のターム(9月、1月、4月)からは週30時間分の保育料を国が負担してくれるので、大変助かります(共働きではない場合は週15時間)。

私はイギリスの会社で働いており、本当に子供を持つ女性が働きやすい職場です。社長に妊娠したことを報告した時は心から喜んでくれたし、働く母親をサポートしないといい人材が残らないとも言っていました。保育料が高いのは難点ですが、自分の働きたい体制を選べやすいので、それに合った保育園の使い方ができるのだと感じています。

この記事を書いたボーダレスライター に
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釜津 由希子

Yukiko Kamatsu

  • 居住国 : イギリス
  • 居住都市 : ロンドン
  • 居住年数 : 9年
  • 子ども年齢 : 4歳、2歳
  • 教育環境 : 現地公立小学校、私立保育園(モンテッソーリ教育校)

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