【オランダ】現在の子ども達の保育(教育)環境〜日本からオランダへ〜

こんにちは。
このレポートでは、現在の我が家の子ども達の保育環境を紹介します。

私と夫は共に働いており、5歳の長女と2歳の長男は保育園に通っています。

<通園について>

●開始年齢:長女は生後7ヶ月から、長男は5ヶ月から
●頻度:平日週5日+稀に土曜日
●保育時間:現在は8:30〜16:30 最も保育時間が長かった時(長女1〜2歳時)は7:30〜18:00でした
●通園所要時間:自宅から自転車で2分、子どもの足でも徒歩10分

<園について>

●設立:公立認可保育園
●対象年齢:0歳〜6歳(産休明け枠があり、最も早い受け入れは生後57日〜)
●定員:全体で131名
●職員:管理職含め保育士、保育補助者、栄養士、看護師、調理師、事務の方
●設備:1階に保育園、2階に公民館のある公立の建物のため、保育設備は全てワンフロア 園庭が広く、作り付けの屋外プールもある、とても恵まれた保育園です
●開園時間:7:30〜18:30の最大11時間(早朝保育・延長保育なし)

私たち家族の満足度:☆☆☆☆☆五つ星です。
子ども達は保育園が大好きです。朝送ると「バイバイ!」と真っ直ぐ部屋に入り、好きなパズルを始めたり、お友達と遊び始めています。お迎えに行くと「えー、もう帰るの?早いなぁ。」とぼやかれることも多々あります。

先生方は若い方からベテランまで、どなたも熱心でいつも子ども達や親のサポートをしてくれました。保育園に行くと、私はいつもホッとしています。
給食の質は素晴らしく、看護師さんは頼れる存在で、コロナ前は異年齢交流を存分に取り入れていました。(5歳児さんが0歳児クラスの寝かしつけを手伝う「トントン当番」など)

子ども達はお友達に恵まれ、私たちもママ・パパ友に恵まれ、安心して地域で子を育て、預けて働くことができました。ご存知の通り、日本では保育料が世帯収入で定まりますが、この保育の質を考えると信じられない安さだと思います。

このような恵まれた保育環境もあと2ヶ月です。私たちは8月にオランダに引越し、9月から長女は小学校に入ります。

私たちは、引越し先地域の小学校についてウェブを通し情報収集をした上で、いくつかの学校にウェブ会議を申し込みました。

<ウェブ情報収集>

学校もそれぞれ独自のウェブサイトを運営していますが、オランダ国内の初等中等教育学校(約7200校)のデータを参照できるウェブサイトがありました。そこでは、年ごとの推移を含め学年別生徒数、生徒の在住地域の分布、小学校後の進路の割合、学年数以上在籍した子どもたちの割合などが一覧で見られます。「学校の近くに住む子が多いのかな」「勉強を頑張る子が多い学校かな」といったことが分かります。

<個別会議>

下記の通り、今まで6校の担当者の方とウェブ会議をしました。(申し込んだ他の1校からは、定員を満たしているため受け入れ不可と連絡がありました。)

●イエナプラン校A:校長先生
●イエナプラン校B:副校長先生
●小学校C:校長先生
●小学校D:校長先生+学年を横断して配慮が必要な子どもの学習計画を担当している教師
●小学校E:高学年の統括担当教師
●バイリンガル教育校F:事務局入学担当者

小学校Cの校長先生を除いて全員女性で、経験が豊富でご自身の学校に自信と誇りをそれぞれ持っている様子が伝わりました。どの学校も「ここに行ったら幸せな子ども時代を過ごせそうだな」という印象を受け、選ぶのが難しく迷っています。

次回以降、オランダの初等教育制度、個別ウェブ会議の様子、日本語補習校とのやりとり等についてレポートします。

西山 千香子

Chikako Nishiyama

  • 居住国 : 日本(2021年8月よりオランダ)
  • 居住都市 : 東京(2021年8月よりアイントーフェン)
  • 居住年数 :
  • 子ども年齢 : 5歳、2歳
  • 教育環境 : 公立認可保育園

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