【アメリカ / ノースカロライナ】アメリカのバレンタインはクラス全員分!

こんにちは。
先月の話にはなりますが、今回はアメリカの小学校のバレンタイン事情についてご紹介したいと思います。

バレンタインの日である2月14日が近づくと、母たちはその準備に忙しくなります。
というのも、アメリカではクラスのお友達全員分のギフトやメッセージカードを用意し、学校へ持って行くからです。もちろん、先生へのギフトも忘れずに…!

私たち日本人は、「バレンタイン」というとチョコレートやお菓子を想像しますが、こちらアメリカの小学生同士で交換するギフトはお菓子に限らず、文房具や小さな玩具、可愛いメッセージカードなど、何でもok!この時期、大型の雑貨店だけでなく、近所のスーパーにもバレンタインギフトコーナーが設置され、見ているだけでもワクワクします。

もちろん、このようなバレンタインギフトを学校へ持って行くのは強制ではありませんが、持って行くならクラス全員分の数を用意するよう、事前にトラブル回避のために担任の先生から連絡が来ることもあるほど。
そして、子ども達はそれぞれ、クラスメイトから袋いっぱいになるほどの沢山のギフトを受け取り、心を躍らせて帰ってくるのです。

この写真は、2020年のバレンタインの際に、息子が実際にもらって帰ってきたギフトです。
お友達に感謝を伝える日ということもあって、意外とお手紙が多かったですね。

そして、コロナ禍で迎えた今年のバレンタインデー。
もちろんまだ学校がオンラインのままなので、このようなギフト交換のバレンタインの行事は無く、Artの授業でハートの絵を描いたり、パソコンの画面上でケーキの絵にデコレーションをするのが課題になったことぐらいでした。

ただ、小学校のPTAの皆さんの粋な計らいで、こんな可愛らしいBoxを、学校内のカフェテリア前に設置してくれたのです。

直接は会えないけれど、日頃の感謝を伝えるために、先生方へのお手紙を書きたい人は書いて、バレンタインの日までに投函しに来てください!投函されたお手紙は、PTAの皆さんが先生へ届けますよ!というもの。

残念ながらお友達へのお手紙は対象ではありませんでしたが、せっかくの良い機会なので、我が家の息子二人も、担任の先生とアシスタントの先生にお手紙を書いて投函しました。久しぶりの学校にワクワクする二人の姿を見ていると、私までなんだか幸せな気分に。

コロナ禍で行事も全く無くなってしまいましたが、こんな風に少しでもアメリカの文化を楽しめる機会があれば、どんどん参加したいです。

この記事を書いたボーダレスライター に
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中村 友美

Yumi Nakamura

  • 居住国:アメリカ合衆国
  • 居住都市:ノースカロライナ州
  • 居住年数:1年
  • 子ども年齢:7歳、4歳
  • 教育環境:現地公立小学校、デイ・ケア(保育園)

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