【カンボジア】ルールの中で生きるのが好きな子、ルールがない生き方が好きな子どちらもOK

我が家のホームスクーリング、英語レッスンの様子です。
外国人の英語の先生が、週2回の家庭教師にきています。

私の経験では、小学生になったら学校に行くというのが普通でした。
しかし、日本を離れて、カンボジアに移住して、我が子をバイリンガルにしたいという選択をしてから、私の中の数々の普通は変化をしています。

学校に行くという選択肢の他にも、子どもの学びには選択肢があることを知りました。
○アンスクーリング(学校に行かず生活の中から自ら学びを得る方法)
○ホームスクーリング(家に先生が来たりして親が勉強を教える方法)
*それぞれ私の解釈です

日本にいた頃は、『学校に行かない=不登校』というイメージがあったので、子どもが何らかの理由で学校に行けない場合の対策として、アンスクーリングやホームスクーリングがあると思っていました。
しかし、自らこれらを選択できるというのは、子どもの年齢や学年、住む環境に関係なく学びを楽しむことができるなと思いました。

学校はどこにでもあるので、「学校に行きたい」と思えばいつでもいけます。
カンボジアにあるインターナショナルスクールは、英語のレベルが学年にあっていなければ放課後に補習を受けることもできるし、レベルが達するまで学年を一旦下げ、達したら年齢に合った学年に戻るということもできます。

『限られた選択肢の中から選ぶ』というのが好きな子もいれば、『限りなく無限な選択肢から自ら開拓したり選択する』というのが好きな子もいると思います。

我が家の長男は、ルールに厳しい子でした。
例えば、日本の幼稚園で”だるまさんが転んだ”のゲームをした時のエピソードが印象できだったのでお話しますね。

だるまさんが転んだのゲームは知っていると思いますが、「初めの一歩」と言って、一歩前にでますよね。その時に、ほとんどの子がすごく大きな一歩をして鬼に近づきすきて、直ぐにゲームが終わってしまったようなんです。それを何度も繰り返して遊んでいるうちに、長男は怒って泣き出し、「もうやらない!」と先生に言ったそうです。

彼の中のルールでは、『そんな大きな一歩は鬼との距離的にやってはいけない』と思ったようで、「みんなルールを守らないからつまらなかった」と後から話してくれました。

他にも、クラスのみんなが、先生の言う通りに”お山座り”をしないと気になってしまい、先生の説明が耳に入ってこなかったり・・・。
多々、ルールが気になってしまうエピソードがあり、私は息子が社会に出た時に医臨機応変に対応できず生きづらいのでは?と気がかりでした。

ルールが気になるというのは、言い方を変えると『ルールの中で生きているのが心地良い』ということでもあるので、ルールから外れてしまうと長男は能力を発揮しづらいのかもしれない、それなら、ルールの範囲をできるだけ広げてあげたいと思いました。

その一つが、海外生活です。
『ルールはコレしかない』ではなくて、色々なルールに触れて体験して欲しいのです。

実際、インターナショナル幼稚園では、先生の話を聞く時にお山座りをしないので、長男は『お山座りしない幼稚園もあるんだね』と新ルールを体験できました。
親が言い聞かせるよりも、本人が体験する方が早い!と私も良い体験になりました。

ちなみに次男は、今のところ、『限りなく無限な選択肢から自ら開拓したり選択する』が好きなように見るので、どこでも自らやりたいを見つけています。

学校に行くという選択肢もあるし、行かないという選択肢もある。
どっちも体験してみて、好きな方を選んで欲しいと思っています。
子どもたちにはもちろん!私が特にね!!!

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