【オランダ】小学校見学・次女編

こんにちは、アムステルダムの有川です。
私は、6歳と4歳の娘たちと共に、今年の1月、オランダ・アムステルダムへ移住しました!

1月下旬から始めた娘たちの小学校探し。
ネットリサーチからの、外からジロジロ見学作戦(怪しい)を経て、2月の初め、家から徒歩5分のドルトン・プラン校へと見学に行くことができました!

今回はその時の学校見学の様子をお伝えします。

朝9時、家族みんなで学校へ!
私はオランダ語は全くダメ、英語もイマイチのため、とりあえずド緊張…

廊下

玄関ホールで待っていると、恰幅のいい派手な女性の校長先生が迎えてくださり、コーヒーをいただきながら、まずは校長室でお話をしました。 
衝撃とともに覚えているのは…

持ち物はリュックの中に水とおやつとランチだけ。(すくなっ!)
おやつはフルーツやクラッカーなどのヘルシーなもの。(クラッカー…?おつまみ?)
ランチは家で食べてもよい。(そうなんだ!)
体育は週一。(すくなっ!)

そして…
「次女はこの学校に来週からでも登校できます。が!6歳の長女は、まずニューカマークラスのある違う小学校に行き、語学を中心に約一年学習した後でこの小学校に通います。ここにはニューカマークラスがないんです。」(なぬ〜〜〜〜!!!)

4歳の次女はグループ1という最年少学年ですが、6歳の長女はグループ3。日本でいう新一年生です。学習も本格化し、オランダ語ができない状態ですぐにスタートするのは難しいとのこと。
近隣のニューカマークラスのある小学校については、校長先生が手筈を整えて後日連絡をくれるとのことでした。(そうかぁ…しばし姉妹違う学校か…)

最後に、何か心配なことはあるかと聞かれ、1番気になっていたことを、勇気を出して拙い英語で聞きました。 

「次女は日本の幼稚園に約一年通っていたけれど、ほぼ毎日泣いていました。こちらでも泣くと思うんだけど…」

「みんなおんなじよ!みんな泣くわ!最初はママもクラスに入って大丈夫、わからないことがあったらなんでも聞いて!」

食い気味に返ってきた校長先生のこの力強い言葉。
オランダの親子は自立した関係性で、泣く子なんていないんじゃないかな……なんて勝手なイメージを持っていたのですが。なんだかすごく安心しました。

そして個人情報を用紙にもろもろ記載してお渡した後、学校の資料を受け取り、校舎を案内していただきました。

校舎はわりと古いですが、そのレトロな雰囲気がかえって美しく感じられました。深い自然の中にある水色の可愛い外観もお気に入りです。

教室内の一角・クマさんかわいい

次女が入る予定のグループ1/2(2学年一緒のクラスです)の様子も見せてもらいました。

みんなで車座になって、先生のお話を聞いている。
真ん中にはローテーブル。
ざっと数えた感じでは子どもたちは20人強。
先生のデスク、大きなモニター、制作コーナー、パズルなどの教材の棚、おままごとのコーナー、子ども用パソコンが2台、絵本のラック、手洗い場…全てが新鮮で、キョロキョロキョロキョロ …
担任の先生はベテランのオランダ人女性。
1人がメインの先生、もう一人サポートの先生がいます。

サポートの先生は背中にタトゥーがあってパンキッシュ…おぉぉ…にっ…日本ではかんがえられな〜〜〜い!!!!
でもなんかこのなんでもアリな感じ…けっこう気がラクです!!!

 アジアンは隣のクラスに一人見かけた程度ですが、オランダ人はもちろんのこと、アフリカン、ターキッシュ、その他多様な人種の子どもたちがいて、多種多様なカルチャーに出会えるのもとても良いなぁ〜と思いました。

見学を終えて家路に着く頃には、
「もうこの学校だね 。」

 いろいろ調べた雰囲気を出しましたが、結局は家から近いが1番っていう…笑。
…ということで学校探し無事終了。

今振り返ると、移住のタイミングがあと数ヶ月遅れていたら、新型コロナによる学校閉鎖によって、学校見学は愚か、小学校探しそのものがスムーズにいかなかったと思います。

たまたま、夫がドイツで滞在制作をする時期との兼ね合いで1月移住のスケジュールで進めましたが、3月まで日本にいて、年長さんの長女に幼稚園の卒園を経験させてあげたいという思いも捨て切れなかったのです。

でも、学校が完全再開された現在でも、保護者が校舎内に立ち入ることはできないことを考えると、2月のこの時に学校の中やクラスの様子を見ることができたのは、本当に滑り込みセーフだったな…と思います。

今後保護者が校舎内に入れるのはいつになるんでしょうか。。。
そう考えると、第2希望の学校もこの時に見ておけばよかったかも…と少し後悔してます…

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