【シンガポール】オンラインでディスコパーティー

サーキットブレーカーが明けるまであと二週間となった2020年4月21日。
政府からサーキットブレーカーを4週間延長し、6月1日までとする発表がありました。

それに合わせ娘の学校は、5月5日から一か月休みになりました。
6月2日から学校が再開した場合、1週間してすぐに長期休みに入ってしまうため、その休みを前倒しにすることになったのです。

それまで可能だった家族での買い出しも禁止、ケーキ、ジュース屋さんもクローズ。サーキットブレーカーの延長にプラスしてより厳しくなった規制に、相当落ち込みました。
娘もやっとオンライン授業に慣れてきたところだったのですが、長期休みに入ることで授業もお休み。
けれど、6月2日には授業が再開できると考えポジティブにとらえることにしました。

最終日の時間割は前週の金曜日に先生からメールで送られてきました。
その時間割を見てびっくり!
最終日の午後の予定はなんと「ディスコパーティー」と書かれていました。
ドレスアップして帽子などを準備しておいてとコメントつきです。

オンライン授業を楽しんではいるものの、発言もできずにもどかしい毎日を送っていた娘は、少なからずストレスがたまっていたようで、この時間割を見てとてもワクワクしていました。

最終日は、朝のミーティングで、先生がディスコパーティーに流す曲のリクエストを子どもたちから受け付け、夕方のミーティングで、子どもたちそれぞれがドレスアップして集まりました。

娘も前日のうちに決めていたドレスを着てスタンバイします。
親としてディスコパーティーの様子をどうしても見たかったのですが、踊るのを見られるのが恥ずかしいから一人にしてほしいと娘の願いで、私たちは別の部屋へ。

初めはこちらの様子を伺い、少し覗こうものなら、あっちに行ってと睨んでいた娘でしたが、しばらくたってこっそり陰からのぞくと。。。

リズムとってる!!

後々、娘に聞いてみると、みんながすごい踊ってるから途中から恥ずかしさが無くなったとのこと。恥ずかしがり屋の娘の意外な一面が見れました。
子どもたちにとってはただただ楽しいパーティですが、意外と本来の自分をさらけ出せるきっかけになるのかもと思いました。

その日のうちに、先生が今日の様子をオンラインで共有してくれました。
様々な衣装で踊っている子どもたちの写真を見ると、画面からでも楽しんでいる様子が伝わってきます。

一か月近くのびたサーキットブレーカーにショックを受けていましたが、
娘の大きな一歩を身近で見ることができた思い出の一日となりました。

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