【シンガポール】学校決定!!と事前準備

娘は現在シンガポールのインターナショナルスクールに通っています。
娘が通う学校は初等部~高等部までアジアを中心に系列校が多数あり、
シンガポール内に小学校は4校あります。

立地や規模がそれぞれ異なるのですが、その中でも、閑静な住宅街にあるこじんまりした小学校を選びました。

ひと学年はだいたい2~3クラスあり、1クラスは25人ほど。
各クラスに日本人は2~3人在籍しています。
現在は、新型コロナウイルスの影響で登校ができない状態となっているため、クラス単位でオンライン授業を受けています。

今回はなぜこの学校に入学したか、またどのように学校を探したのかを書いていこうと思います。

まず、学校を決めた一番の理由は、娘が熱望したからです。
シンガポールはとても教育に力を入れていて、
シンガポールで教育を受けさせるために、わざわざ母子留学をする日本人親子もいるほど。
インターネットで「シンガポール 小学校」と検索すると、あまりに多くの検索結果が出てくるので、何から手を付ければよいかわかりません。
そんな中、何気なく検索した時に出てきた、インターナショナルスクールのカラフルな園庭、かわいい制服、そして何より大きな図書館の画像が、本が大好きな娘にヒットしたようです。

情報を集めていく中で、日本人学校も候補に上がりました。
シンガポールには日本人学校は2校あり、住んでいる地域によって通う学校が決まります。
帰国後、日本の学校に戻っても困らないように日本人学校を選択する人が多いそうです。

そんな情報から、私も娘に日本人学校という選択肢もあることを伝えました。
しかし、娘のインターナショナルスクールに行きたいという意思は思った以上に固いものでした。

私が子どもだったら、インターナショナルスクールに憧れはあるものの、環境の変化への不安から日本人学校を選択していたと思います。
しかし、娘はインターナショナルスクールのパンフレットに載っていたミュージカルのページを見て、
「英語がしゃべれるようになったら、主役やってみたいなー」とのこと。
性格は私に似ていると思っていたのに、、、誰に似たのだろう。

日本にいたら、公立の小学校は学区が決まっているので、私立の小学校などを選択しない限りおのずと通学する学校も決まります。
娘も私もそれが当たり前で、娘の意思を聞く機会などなかったかもしれません。

子供がそこまでやる気ならと、インターナショナルスクールの情報を集め始めました。
まずは手当たり次第に検索。
シンガポールで実際に学校見学に行った人のブログを見たり、情報サイトを見たり、、
しかし、古い情報が多かったり、見学で雰囲気はわかるものの実際に通っている人の情報が少なかったりしたので、ネット上の情報だけで決めるのは困難でした。

やはり現地の人の声を聞こうと、主人の会社の同僚で実際に子供がインターナショナルスクールに通っている人に話を聞いたところ、
まったく英語を話せない娘が入学可能で、EAL(English as an Additional Language)のクラスがあるかどうかを条件に入れると、選択肢が限られることがわかりました。
その中で、せっかくインターナショナルスクールに行くのだからと、日本人の比率が少なく、少人数でサポートしてもらえる学校を探し見学に行くことに決めました。

シンガポールには現地校やインターナショナルスクールなどに通っている日本人のために日本人補習校というものがあります。
週に一回、日本語の授業を受け、学年相当の国語力を身に着けることを目的としています。
しかし、日本人補習校についての情報はインターネットなどでもあまり見つけることができず、日本人補習校に通う必要性があるかその時点では判断できなかったので、念のため日本の教科書を配布してもらうことにしました。

教科書は海外帰国子女財団で無料配布してもらいました。
小学校で証明書を出してもらい、持参すれば出国2か月前から配布が可能です。
この財団では、教科書の無料配布のほか、出国前や帰国後の相談にものってくれます。
日本人学校へ通う場合は必ずここで教科書を配布してもらう必要があります。

学校を決めるにあたって、ここまでは何とか順調に進んで行きましたが、いざ学校決定時に一番困ったこと、、、

それはインターナショナルスクールへの提出書類です。
入学する際に、指定のフォーマット用紙に、日本で通っていた小学校の成績や、娘の性格など細かく記入して提出してほしいと言われたのですが、
日本の小学校から退学時にいただいた通知表などの資料は、もちろん日本語。
それを訳して記入すればいいかなと軽く考えていたのですが、インターナショナルスクールに確認すると、日本の先生に記入してもらい直接メールをしてほしいとのこと。

日本の小学校で担任をしてくださっていた先生に連絡を取り、恐る恐るお願いをすると、前例の無いことで少し戸惑っていたものの、快く引き受けてくださいました。
忙しい時にもかかわらず、対応してくださった先生に申し訳なさを感じながら、感謝と懐かしさで心が暖かくなりました。

さあ、提出資料も揃え、いよいよ見学に。
ここまで長くなってしまったので、見学については次回の記事で書こうと思います。

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